仕事上で突然の配置転換に悩んだとき 「時の運」と考えたら楽になれる

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

長年会社員をやっていると「突然の配置転換」つまり異動令に遭遇することがあるもの。

この記事を書いている今もまさにその状況に晒されてしまいました。
与えられたポジションで精一杯頑張っていきたいって取り組んでいたのに、梯子を外されてしまうのってあまりにも辛過ぎます。

そんなときの考え方。
同じような苦境に立っている人に参考になればと、この記事を書きます。

仕事上で突然の配置転換に悩んだとき

私自身は部下さんに対して、突然の配置転換を命ずることはありません。
なぜならば、人はモノではありませんから、根拠なくあちこち動かすことが適切ではないからです。

異動してもらうためには、時間軸やら経緯やら色々な要素があって、少なからず次の本人のキャリアの手助けになる必要もあります。そしてその采配を振るうのも上司の大切な役割と考えています。

とはいえ、自分も上司の立場だったり部下の立場だったりそれぞれありますから、自分の信条とは別のところで物事が動いてしまうってことは仕方ないです。

しかし、いきなり想定外の物事を振られると「はい、そうですか」とスンナリ受け入れることが難しいもの。

理不尽さやら悶々やらさまざまな葛藤と戦いながら、なんとか見出したこと。それは「時の運」ということです。

「時の運」と考えたら楽になれる

私の38年会社員生活の中で、実はこのように「突然の異動」を命じられるのは3回目です。

それぞれの状況があって、それぞれの上司に説明を受けて、なんとか自分の思いを納得方向に仕向けるように頑張りました。

でもね。

頭ではわかっていたとしても、心がついていけない。

考え方を変えて「これは、時の運なのだ」って捉えてみたら楽になれます。

私事ですみませんが、1回目の時は丁度子どもが問題を抱えている時期と同じくしてしまって八方塞がり。親として人生のあり方を改めて考え直すきっかけになりました。

2回目の時は、組織全体が上手く行っていなくって、自分もかなり息詰まり感を覚えていた頃。別の組織で再出発することで気持ちの切り替えができました。

そして、今回、3回目。
定年再雇用でさらに部門責任者として頑張っていこうと意気込んでいたものの、人生100年、会社員生活は残り5年程の期限付き。その先もずっと会社員以外でも世の中の役に立ちたい。けれど、仕事が忙し過ぎてそのためのライフワークもままならない…ジレンマに悩んでいた時。

いずれも、なんとなく巡り合わせって思えるのです。

「時の運」と考えるとよい、もう一つののメリット

このように、自分自身の気持ちを落ち着けるためにも「時の運」と考えるのがオススメですが、もう一つのメリットもあります。

それは、上司を恨まなくて済む。ということ。

異動を言い渡す上司だって、色々と考えがあってのこと。
恨みがましいと思ったところで自分が嫌な気持ちになるだけですし、何の気づきにもならないでしょう。

粛々と受け止める。これしかありません。

最後にひとこと

突然の配置転換、今でも「これは事実なのだろうか?」と疑問に思ってしまうほど、我が身に起こったことをまだ受け入れられていません。

無理に受け入れなくともよくて、流れのままに進んでいくことでもいいでしょう。

ただ一つ忘れてならないのは、辛い出来事はさておき、それまで頑張ってきた自分を精一杯褒めること。
お疲れ、私。心の中でそんなふうに声かけてみます。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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