こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
突然ですが、お困りではありませんか?クレクレ星人との付き合い方。
「これやってくれない?」「あれお願い!」と、次から次へと要求を突きつけてくる同僚や部下。
いわゆる”クレクレ星人”への対応に、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
私の経験から、クレクレ星人との付き合い方や、適切な距離感を保つためのコツをお伝えします。
なぜ”クレクレ星人”は生まれるのか
なぜ”クレクレ星人”は居るのでしょうか?
実は、彼らの多くは、自身の不安や自信のなさから、他者への依存度が高くなっているケース。「自分でやれば失敗するかも」という恐れが、要求する行動の根底にあるのです。
職場だけでなくあらゆるコミュニケーションにおいて「利他の心」はとても大切なことですが、クレクレ星人は、この考え方と真逆だともいえます。
人を応援するのではなく、自分への応援にひたすら縋る
自分は与えないのに、人には与えて欲しいと懇願する
…思考法の是非はさておき。このキャラが一定数存在するのも事実です。
クレクレ星人への4つの対応策
では、そうした”クレクレ星人”へ、どのように対処すれば良いでしょうか?
具体的には、以下の4つの対応策をお勧めします。
- 要求の本質を見極める
- 背景にある不安を理解する
- 明確な境界線を引く
- 自立を促す心がけ
さらに具体的にお伝えします。
要求の本質を見極める
「◯◯さん、この資料作ってくれない?」
「△△の作業、お願いできる?」
こんな要求をされた時、まず考えたいのは「なぜ、この人は人に頼もうとしているのか」という点。
例えば:本当に時間がないのか、やり方がわからないだけなのか、自信がないだけなのか
背景にある本当の理由を理解することで、適切なサポートの方法が見えてきます。
明確な境界線を引く
「それは私の業務範囲ではないので…」
「今は別の締切に追われていて…」
はっきりとした理由と共に、彼らのクレクレに対して断る勇気を持つことが大切です。
ただし、ここで気をつけたいのが態度。
決して感情的にならず、淡々と、でも明確に自分の立場を説明しましょう。
自立を促す声かけ
一方で
「まずご自身で考えてみて、どうしても分からない部分があれば相談してくださいね」
「一緒に考えましょう。どこまでできていますか?」
このように、完全に断るのではなく、自分で考えるきっかけを与えることが重要です。
成長機会として捉える
「前回より良くできていますね」
「ここまで自分でできたのは素晴らしいです」
小さな成功体験を認めて、褒めることで、少しずつ自信をつけてもらう。
これにより、徐々に「人に頼む」から「自分でやってみる」へと行動が変化していきます。
最後にひとこと
今回は、部下さんの振る舞いを元にお伝えしてきましたが、プライベートでも、こうした場面に遭遇することもありがち。
直近、そんな友人に惑わされて悶々としていました。
相手は色々とお願い事を言ってくるのに、私からのお願い事には体よく言い訳をつけてほぼ全スルー
それでも、お願い事に応えようと努めてみても、特に無反応
なんだかねぇ…やりきれない思いもありますが、ま、さておき。
クレクレ星人へ自分なりに対応しても、すぐには変化が見られないかもしれませんが、焦らず、でも毅然とした態度で接していきましょう。
いつかは「あ、自分拙いかも」気づいてくれる時がくるかもしれません。