こんにちは。還暦過ぎてもほぼ病気知らずな いくみ(@nesan_blogger)です。
日々の健康が保てているのは何よりですが、つい、過信してしまいがち。
実際「私は絶対罹らないだろう」と全く根拠のない妄想をしていた新型コロナに罹ってしまいました。この記事を書いているのが自宅療養3日目です。
コロナ感染したのだろうか?疑わしいときの対処法オススメ。
最初にどこが気になったのか、そしてその後の検査や自宅療養のポイントなどをご紹介。
同じような悩みに遭遇したときに役立ててもらえたらと、この記事を書きます。
コロナ感染?最初に気になった点
まず、最初に気になった点について。
私が罹患した時期はいわゆる「第7波」の渦中で、周囲の人たちも次々陽性になったとの報せを受け取っていたとき。
その多くが家庭内感染、つまり、家族が罹患して濃厚接触者となり、本人も感染したケース。
我が家もご多分にもれずです。
息子が丁度お盆時期で帰省中で、とある日発熱と咳の症状を訴えてきます。コロナかもしれない…と感じたもののしばらく休養させてから、自家用車で彼の家まで送り届けました。
翌日。喉に痰が絡まるような違和感を覚えましたがそれ以外の点はなかったため、やり過ごして翌々日。
今度は喉に痛みを感じるようになってきました。息子もコロナかもしれない、そして、私も濃厚接触者として感染したかもしれない…念の為出社前に確認しておこうと策を試みました。
抗原キット、通院よりも「駅前PCR検査センター」を選択
時間は朝の6時過ぎ。ネットで色々と調べてみるも、近所で抗原キットを販売している調剤薬局、発熱(コロナ疑い)外来を受け付けている病院、いずれも、あいにくお盆時期と重なって休業中でした。
次に探したのがPCR検査をしてくれる施設。「自分の市町村名 PCR 無料」で検索すると出てきたのが「駅前PCR検査センター」
自宅最寄駅にはありませんでしが、隣駅にある。その時点では発熱していなかったのと、その隣駅検査センターが7時30分から開いており予約不要となっていたので、検査を受けに行くことに。
駅前PCR検査センターのWebページには「PCR検査等無料化事業」と書かれてありそれも利点に思いました。
実際には、私の居住している自治体とは異なる住所にある会場だったためその場合は有料となるとのこと。そもそも、勤務先への報告のためにいち早く検査結果を入手したく「超迅速検査」を申し込むことにしたので、どっちみち有料となり、料金は15,000円。
証明書の発行も可能とのことですがさらに別途料金が発生します。
お盆期間中の朝一、ということもあってかさほど混雑しておらず、待ち時間はほとんど無しで15分ほどで検査やその後の説明受けなどが終えられました。もし、お盆時期でなかったとしても、通院するのには予約や順番待ちやかなりの混雑が予想されたので、いずれにしても検査センターを選ぶメリットを感じました。
検査結果は最長で24時までにはスマホのSMSに届く予定です。
ちなみに、私が受検した会場の検査方式は唾液採取でした。
※駅前PCR検査センターは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、岡山県、岐阜県、滋賀県にそれぞれ会場展開しており、料金・時間帯など詳細が会場によって異なります。詳しくはコチラをご参考に。※2022年8月時点
PCR受検後
その後帰宅途中で、陽性であった際に備えて飲料、食料をまとめ買いし、勤務先に状況の報告。取り急ぎは在宅で業務開始をしました。
するとだんだんと熱が上がってきて、午後には38℃を超えるように。
とはいえ、やりかけの業務がテンコ盛りでとにかくそれ片付けねばーーと、所々休みを入れつつなんとかやり繰りします。
18時頃に、検査結果がSMSで届きました。
「陽性」のニ文字を見たときは、軽くショックがありましたが…落ち込んでいる場合ではありません。
まずは勤務先に必要な報告をし、その後、SMSで表示されている「医師の診察(電話診療)」に申し込み。
新型コロナは2022年8月時点では治療薬も確立されていませんので、その先の段取り(保健所への届出)をしたとしても、確実に回復に役立つとは言えない。
実際に、コロナ罹患した自営業の友人からは「何もせず自主的に自宅療養で澄ました」という話も聞きました。
しかし会社勤めをしていると、そういうわけにもいかず。
届出して保健所からの指示をあらためて報告する…という手順が求められているのと、結果を把握しておかないと、いつまでも「コロナだろうか?そうで無いのだろうか?」と行動計画も立てられなくなるので、やはり検査するのをオススメします。
陽性判明後
私のように、民間の検査センターでPCRを受けた後の陽性判明後の手順を項目ごとに書きます。
なお、自主的に抗原キットで測った際や病院受診した際はそれぞれ異なる点がありますので、詳しくは各自治体のWebページや医療機関の指示に沿ってください。
電話診察
前段落で書きました通り電話診察の申し込みをして、当日の夜22時頃に私が受検した検査センターと提携している医療機関の医師から電話をもらいました。
「診察」といっても、状況の確認と、必要ならば解熱剤や喉の炎症を和らげる薬を郵送することが可能、とのアドバイス。数分程度の対話です。
薬は無料でもらえるとのことでしたので、さほど必要性は感じませんでしたがお願いしました。
ちなみに翌日に調剤薬局から改めて確認の電話があり、薬が届いたのは翌々日です。陽性になると外出ができませんので、このように備えをできるのはありがたい。
保健所からのSMS
医療機関は、新型コロナウイルス感染症患者の確定診断をした場合、感染症法に基づき最寄りの保健所へ「発生届」を提出することが義務付けられています。
この「発生届」が巷間言われる「今日のコロナ感染者数」の集計の元ともなり、その後、自分が住んでいる自治体へ連携されて、保健所から各患者へのサポートがなされます。
私のところにも、PCR陽性となった翌日に早速SMSが届いて、療養期間の数え方や過ごし方、療養サポートやメンタルケアのコールセンターなどが案内されているWebページのリンクが貼ってあります。
特に感染拡大状況になっているときは、基礎疾患を持っている人や高齢者、妊婦さんなど以外は、保健所から電話がかかってくることはなく、いくつかのSMSを参考にしつつ自宅療養をすることに。
療養期間の数え方は、発症した日を0日として10日間。その後特に症状が無い場合は11日目からは社会生活を復活してよいとされています。※2022年8月現在
「HER-SYS」入力
加えて、毎朝保健所から「HER-SYS」への入力について促しのSMSも届きます。
「HER-SYS」(ハーシス)とは、厚労省が開発した専用システム。
厚生労働省では、保健所等の業務負担軽減及び保健所・都道府県・医療機関等をはじめとした関係者間の情報共有・把握の迅速化を図るため、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(HER-SYS)を開発し、2020年5月末から運用しています。
このシステムを元に、患者サポートや罹患者の状況などの全体把握をおこなうこととなるようですが、患者にとってのメリットはなんだろう?と考えたときに、これといって思い浮かびません。
毎朝の体温や、チェック項目に「はい/いいえ」で答えて送信するものですが、まあ、やってもやらなくてもどっちでも良さそう。
もちろん、容態が急変したときには、ここで発した情報がいち早く次のアクションにつながるのかもしれません。
自宅療養の際のポイント
最後に、自宅療養の際のポイントについてお伝えします。
私は初日こそかなり高熱が出ましたが、翌日からはほぼ平熱に下がり、咽頭痛や咳なども多少ある程度で済んでいます。実を言うとこの陽性になる10日ほど前に4回目のワクチン接種をしていて、ひょっとしたらそのおかげで軽症だったのかも。
とはいえ、無理は禁物。
結局毎日在宅で仕事をしていますが、できる限り横になれるように休息を心がける。そして水分補給、食事は食べたいと思うのものを自由に。
以前は自治体の配食サービスもあったようですが、感染拡大で重症者限定になっている模様。
初日の検査後帰宅途中に買い物を済ませて備蓄しておいたのが役立ちました。
室内のレイアウト的に可能であれば、家族とは区切られた居室で過ごす。家の中全体こまめに窓を開けて換気、なるべくマスク着用などを心がけて、現時点では夫は罹患せずに済んでいるようです。
ただ、これらの対策を試みても息子から私には感染ってしまいましたので、家庭内感染を完全に防止するのはなかなか難しそう。
何よりも。
病気になってしまったことで自分を責めずに、ゆっくり養生をぜひ心がけてくださいね。