【上司が決断に悩んだとき】取るべき行動チェックポイント3つ

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

上司の役割で大きなものを一つ挙げるとしたら、真っ先に思い浮かぶのが【決断】

もちろん、他にも大きなものって、たとえば「部下さんの成長を全力でサポートする」
”寄り添い”が信条である私にとっては、この点も相当大事なのですが、なぜあえて「決断」なのか?

それは「決断するって難しい。でも、上司たるもの、決断し続けねばならない」と実感しているから。

決断に悩んだとき。取るべき行動についてチェックポイントを解説します。

上司が決断に悩んだとき チェックポイント3つ

上司が「決断」するとき。様々な状況がありますが、手法云々よりもメンタリティが重要だと考えています。

チェックポイントは3つ。

ココがポイント

  1. 早く決める
  2. 他者へ相談するのもいいが、決めるのは自分
  3. 判断が誤ってしまったら、責任を取ればよい

さらに詳しくお伝えします。

早く決める

まずは決断するのに必要な時間軸について。

決めなけばならないことって、しょっちゅう発生します。事の大小はさておき、部下さんたちが困って上司に判断を仰いでくる場面がほとんどなので、時間稼ぎはご法度です。

もちろん、その背景状況やら想定されるリスクやら、色々勘案したい…との思いもあるでしょうが、時間をかければいいってもんじゃありません。

ある程度の情報収集を済ませて、早く決める。

細々と物事を収集した上で決めようとするよりも「経験則からくる勘所」を頼りに進めましょう。

他者へ相談するのもいいが、決めるのは自分

次に、決断に迷ったときに他者へ相談することについて。

もちろん独善的にゴリ押しするのはいけませんから、客観的アドバイスをもらうことも大切ですが、他者に相談したところで所詮決めるのは上司である自分。

まずは「こう決めようと考えている」自分軸を備えてから、他者からの意見も参考にする…というスタンスで良いです。

判断が誤ってしまったら、責任を取ればよい

3つ目のポイントは、判断が誤ってしまったときのこと。

もちろん、限られた時間の中でもベストを尽くそうとして決断をするのですが、それが正解でないことだってあります。

残念ながら、うまくいかなかったのならば。

責任を取ればよくって、では、その責任の取り方とはなんでしょう?というのは企業においては上席が決めること。

例えば「ねーさん。ここ判断ミスだよね。今後改善してください」などの軽微な責任取り方もあれば、「ねーさんの判断ミス、ちょっと看過できないから、役職変わっていただく必要ある」などのシビアな責任取り方もある。

いずれにしても、自分が懸命にやっていたと思えるならば、潔く従うのみです。

ちなみに、私がこれまで決断して失敗してしまったこと、恥ずかしながら何度もあります。

とはいえ、そのときに出来得る最善を尽くしたつもりで
そのためか、幸いに我が勤務先からはさほど咎められずに今に至っています。

決断できない上司はNG

上司の役割として「決断」は重要だとここまでお伝えしてきました。

一方、決断できない上司、というのもおそらく存在することでしょう。決断できない…と言い切ってしまうのには語弊もあるかもしれませんが、決断するまでにとてつもなく時間をかけてしまう上司だったり、そもそも決断せずに曖昧に「どうしたらいいだろうねぇ」などと、周囲に同調を呼びかけてしまう上司。

そんな上司はハッキリ言ってNGです。

決断の重責と、決断のやりがい

決断って、いつでも重責が伴うし、いつでもプレッシャーに晒されています。

一方、決断した結果が奏功することだってたくさんある。そんなときは「決めてよかった!」心底安堵できるもの。

管理職ってある意味、重責とやりがいの両天秤なのですよね。

どうしたらいいだろう?
悩んだときに、この記事が参考になったら嬉しいです。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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