こんにちは。神奈川県の観光地が好きで、しょっちゅう訪れている いくみ(@nesan_blogger)です。
今回は、東海道線と小田急小田原線のターミナル・小田原駅近辺を徒歩で回れる観光をご紹介。
とくに、ちょっと立ち寄るのにオススメの、錦通り・ミナカ小田原・小田原城の3スポットと、お土産についてお伝えします。
小田原駅の歴史・観光スポットは東口
小田原駅は西口と東口がありますが、主な観光スポットは東口にあります。東口から見た駅舎の全景はこんな感じ。
ちなみに、小田原駅の歴史について。
東海道五十三次9番目の宿場「小田原宿」が設けられていて、古くから城下町・宿場町として栄えた小田原市の中心駅。1920年(大正9年)に国府津駅を起点とする熱海線(現在の東海道本線)の終着駅として開業。1927年に小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)、1935年に大雄山鉄道(現・伊豆箱根鉄道)と箱根登山鉄道が乗り入れ、さらに1964年には東海道新幹線の開業と同時に新幹線駅が設置され現在に至ります。
童謡「お猿のかごや」に登場する小田原提灯(おだわらぢょうちん)は名物。
宿場の旅人が携帯するのに便利なように…と、小田原在住の職人・甚左衛門が、畳んだ時に胴の部分が蓋に収まるように作ったのが最初といわれていて、東海道線の改札口天井には、巨大なオブジェが吊り下げられています。
歩道にこんなイラストがあしらってあるのも小田原ならでは。
錦通り
駅を背にして真っ直ぐ歩いていくと「錦通り」
干物屋さんや
小田原漁港直送・地魚のお店や
城下町の面影を醸し出しているお蕎麦屋さん
眺めているだけで楽しいです。
ミナカ小田原
駅を背にして小田原城方向、線路沿いに駅直結の複合施設 ミナカ小田原 があります。
1階部分が、江戸情緒溢れる「小田原新城下町」
飲食店や土産店などで賑わっています。
施設全体は14階建てのタワーになっていて、3階より上はフードスタジアム、保育施設、図書館、医療モールなど。10階から13階は箱根湯本にあるホテル「天成園」の小田原駅別館。最上階の14階は足湯庭園。
コチラはミナカ小田原の向いにある、蒲鉾の名店「鈴廣」の小田原駅前店。同じく外観が城下町風情で楽しめる。
その先をさらに進んで5分ほど行くと、小田原城が見えてきます。
小田原城
15世紀末伊勢宗瑞(後の北条早雲)が小田原に進出し、以後小田原城は、北条氏関東支配の中心拠点となりました。
しかし、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻めにより北条氏は滅亡し戦国時代が終焉。その後、城主が大久保氏→稲葉氏→阿部氏→再び大久保氏と交代を繰り返し、明治3年(1870)廃城。
昭和13年(1938)に二の丸・三の丸の一部が、昭和34年(1959)に本丸と二の丸の残り全部が国の史跡に指定され、観光スポットの一つとして親しまれています。
「ミナカ小田原」方向から進んでくると、「北入口」が一番近くにあります。
天守閣に行くまでの左手には「小田原城 御用米曲輪(ごようまいくるわ・江戸時代に幕府の米蔵が置かれていたところ)」の跡地が広がっています。
緩やかなスロープを上がったところに凛とした天守閣の姿。
周辺は「本丸広場」として憩いの場所ともなっています。
天守閣の中は観覧可能、他にも「SAMURAI館」「NINJA館」などの施設もあり。
チケット・開館時間について、詳しくはコチラ
小田原のお土産 イチオシは「ういろう」
お土産も様々な種類がありますが、なんといってもイチオシは「ういろう」です。
小田急線小田原駅改札口向いにある売店に各種取り揃えてあって、ここで買うのが便利。
約600年前の室町時代に誕生した“ういろう”発祥の店といわれる「株式会社ういろう」
元来、ういろうとは外郎家が作る薬を指し、その後接客用に考案された米粉由来の蒸し菓子を“お菓子のういろう”と呼ぶようになったとのこと。
現在もこの会社では、菓子とともに薬の“ういろう”も製造・販売されているそうです。
基本は、白砂糖、黒砂糖、抹茶、小豆、4種の味で、1棹756円(270g入、税込・2022年7月現在)
長年食べ続けている私のオススメは「小豆」最もういろうらしい味、と感じています。
お店は小田原駅から徒歩15分ほどのところにあって、コチラはまだ訪れたことがありませんが、機会があればぜひ行ってみたいです。
小田原駅中のオススメレストラン 箱根強羅名物「田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮」
最後にオススメのレストランについて。
最初の段落でお伝えした「錦通り」のお店も魅力的なのですが、小田原駅中のショッピングモール「ハルネ小田原」地下にある、箱根強羅名物【田むら銀かつ亭の豆腐かつ煮】をオススメします。
本店は箱根強羅にあるのですが、少々遠くて行きづらいので、コチラのお店が断然アクセス便利。
カツ丼風に仕立てた絶品豆腐。このお料理を食べるだけのためにわざわざ小田原まで出かけたりしているほど。
詳しくは別記事に書いているので、コチラもどうぞ。