島根県の出雲大社。ご祭神は大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)遥か平安時代以前からの歴史において、我が国のルーツを語るのに欠かせないスポットです。
特に毎年11月(旧暦10月)は、一般的に「神無月 (かんなづき)」と称されるのに比して、出雲地域でのみ「神在月(かみありづき)」となっていて、日本全国の八百万の神様が集合するとされている見所のシーズン。
そんな時期にぜひ訪れてほしい出雲大社 東京都内からの行き方をご紹介。
飛行機利用がやはり便利で、出雲空港から出雲大社までのバスについての注意点もお伝えしています。
東京都内から出雲大社へ 飛行機で出雲空港利用が便利
東京都内からですと、鉄道利用は乗り換えが多かったり時間がかかったりでなかなか困難。高速バスもありますがやはり時間の長さが気になります。
一方、飛行機利用ですと、羽田空港と出雲空港間のフライト時間は1時間25分(往復共同じ、2022年11月現在)出雲空港から出雲大社までは空港連絡バス(直通は1日1本のみ)で約30分と効率的に移動できるのがメリットです。
エアラインは日本航空(他会社とのコードシェア便もあり)、1日に何便か運行しています。
一泊二日だと、行きの羽田までの移動時間や現地での行動時間なども含め一番利用しやすいのは以下でした。
行き:羽田発10時5分→出雲着11時30分:JAL279便
帰り:出雲発19時10分→羽田着20時35分:JAL286便
ネット予約で行きは特割/帰りは先割利用。運賃行きは25,970円、帰りは20,570円です。※2022年11月現在
出雲空港から出雲大社までの空港連絡バス
出雲空港から出雲大社までは、1日に1便、私が乗った飛行機到着時間に合わせて直通バスが運行されています。
発車時間は11時40分。ところが、飛行機の到着時間が15分ほど遅延してしまい、すでに12時近くになっていました。
出雲空港のインフォメーションの方に慌てて相談してみると「大丈夫ですよ。バスは待っていますから」と教えてもらい、ほっと一安心。
ちなみに、行きのバスに乗るときは空港内の自動券売機で乗車券を買う必要があり。券売機前も飛行機から降りた乗客で混雑していましたが、とにかく待ってくれているのだと焦らずに過ごすようにしましょう。
(券売機は現金の他、各種交通系ICカードも利用可能。私はPASMOで購入しました)
バス乗り場は到着口玄関を出て左手。バスの横側はこのような表示になっていてすぐに見つけられます。
ちなみに、出雲空港の愛称は「出雲縁結び空港」出雲大社が縁結びのご利益があることからの由来のようです。
出雲大社で下車の際 注意点
出雲空港からバスに乗ると、運転手さんからアナウンスがあります。
「出雲大社、正門前、電鉄大社前駅、の順で停車して行きます」はて??出雲大社にお参りするのにはどこが良いのだろう??
その後、さらに補足をしてもらえますが、出雲大社に一番近いのは「正門前」のバス停。
ちなみに「出雲大社」のバス停は、正門前へ向かう麓(坂道になっています)一の鳥居の近辺。「電鉄大社前駅」のバス停は、出雲大社の最寄駅である出雲電鉄の駅前です。
運賃はいずれのバス停で降車しても900円。※2022年11月現在
空港連絡バスの詳細についてはコチラ
出雲大社の風景と出雲そば
大社前バス停のすぐ向かい側に二の鳥居があります。
神在月神事の看板が立っていました。
本殿は出雲大社の象徴である大しめ縄。
境内には「因幡の白うさぎ」オブジェも見られます。
参拝後は出雲そばのお店に立ち寄ります。いくつものお店が軒を並べていますが、比較的並ばずに入れたのが「そば処 いずも縁(えにし)」
「出雲セット」(割子そば、しじみ汁、「のやき(出雲名物の蒲鉾)」と赤板)を堪能しました。税込1,300円 ※2022年11月現在
最後にひとこと
出雲大社に行くならば。ぜひ、神在月の時期がオススメ。
各所ともかなり混雑しているので、特に航空券や宿泊の予約は早めに準備しておくと良いです。