こんにちは。旅先で美味しいものを食べるのが好きな いくみ(@nesan_blogger)です。
今回は奄美大島の郷土料理「鶏飯(けいはん)」のお店【ひさ倉(ひさくら)】をご紹介。
奄美大島に初めて訪れた際に、奄美空港から車で20分というアクセスの良さがありがたい。店主さんこだわりの自作素材をメインに使っているお料理も絶品です。
鶏飯(けいはん)とは
まずは「鶏飯」について。
実はこの地を訪れるまで知りませんでしたが、鹿児島県の奄美大島を代表する郷土料理の一つ。
他の地で聞くことのある「とりめし」は丼物や炊き込みご飯などのイメージがある一方、奄美の「けいはん」は出汁茶漬けの趣きです。
奄美大島で出されている本場の鶏飯は、茶碗に盛った米飯に、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬けか沢庵漬けなどの具材と葱、きざみ海苔、刻んだタンカンの皮(陳皮)、白胡麻などの薬味をのせ、丸鶏を煮て取ったスープをかけて食べる料理である。米飯、具材、薬味、スープは別々の器で出され、自分で好きな配分で盛り付け、混ぜながら食べる
ーWikipediaより引用
そもそもは江戸時代に、奄美大島・赤木名地区に薩摩藩の代官所があり、お役人をもてなす料理として鶏肉の炊き込みご飯が振る舞われたというのが、そのルーツ。
戦後に当地で旅館を開業した「みなとや」の館主さんが現在の"出汁茶漬けスタイル"を開発されたようです。
実際にどんなお料理なのか?体験してみたくて、旅の初日、空港に着いた直後に食べにいくことにしました。
「ひさ倉」を選んだ理由
ガイドブックにいくつかのオススメが載っていましたが、私が選んだのは「ひさ倉」というお店。
その後に向かう宿泊先の方向に沿っていたことと、レンタカー移動でナビにすぐ出てきて分かりやすかったからです。
店主さん自ら飼育する地鶏からとった卵やスープ、無農薬の手作りパパイヤ、タンカンなどの厳選素材を使用している…いるという点にも惹かれました。
国道58号線で奄美空港から名瀬方面へ向かうこと約20分。黄色い屋根の看板が目印です。
「ひさ倉」の鶏飯
「ひさ倉」メニューはこんな感じ
※2020年8月現在
「けいはん」を頼みました。色とりどりの具材が食欲をそそります。
この具材と、おひつに入った白飯、大鍋に入ったスープが出てきて
お茶碗にご飯をよそって具材を並べ、スープをかけていただきます。
鶏肉の細切り、椎茸、パリッとした食感のパパイヤ、卵、ネギ…などの具材と、濃厚なのに味わいはサッパリとしたスープがベストマッチ。
何杯でもおかわりしたくなり、お腹にもたれないのも嬉しいです。
「ひさ倉」お店情報
人気店で混雑していることが多いようですが、席数が多く、私が訪れたのが平日だったこともあってかスンナリと入店できました。
所在地 | 鹿児島県大島郡龍郷町屋入516 |
---|---|
電話/FAX | 0997-62-2988 |
営業時間 | 11:00〜20:30(ラストオーダー20:00) 定休日:不定休 |
席数 | 164席(テーブル席、座敷、団体用テーブル席、団体用座敷) バリアフリー、授乳室・おむつ替えスペースあり、全席禁煙 |
アクセス | 羽田空港から奄美空港まで約2時間15分 伊丹空港から奄美空港まで約1時間25分/奄美空港からお店まで車で19分 |
ウェブページ | 郷土料理 鶏飯 ひさ倉 |
最後にひとこと
奄美大島にお出かけの際には、ぜひこのお店にお立ち寄りを。
また、ここから車で5分(3.2km)のところにある観光スポット「ハートロック」も合わせてオススメです。
干潮(潮位80cm以下)の時にしか見られないので、潮位表をチェックしながら、お食事の前後に行ってみてください。
動画に撮っていますので、コチラをどうぞ。
東京都内で鶏飯を食べることができるお店
東京都内ですと、コチラのお店で味わうことができます。
奄美ご出身のオーナーが振る舞ってくれる、奄美料理と沖縄料理が楽しめる名店。以前勤務先がこの地にありよく訪れていましたが鶏飯は頼んだことがなく、是非次回は注文したいです。