プライベートで使用中のメールをチェックしていると、残念ながら怪しげなものも多数届きます。
特にアラート的な内容の場合、その都度ドキッとしますが「これは本当にアラートメールなのだろうか?」と疑念を抱いてしまうもの。
とある日。
Googleから(と、思われる)「重大なセキュリティ通知」というタイトルのメールが届いて、その後どのように対処したか?
同じような状況の方に参考にしてもらたら…と、この記事を書きます。
Googleからのメール「重大なセキュリティ通知」対処法
「重大な」などと書かれていると、それだけでビクつきますよね。
おそるおそる中身を見てみると、以下のような表示。対処するためのリンク先もあって、そのドメインもどうやらGoogleのものらしく見える。
それでも、クリックしてもいいのだろうか?疑念を禁じ得ません。
あらためて調べてみると、こうした通知はほぼ「本物」であることが多いがそれでも不安があれば、クリック先ではなく「Googleパスワードチェックアップ」にアクセスすると良い、と書かれてあったので、メール上のリンクではなく、検索して該当のページを開きました。
すると。このような画面に遷移します。
Google「パスワードチェックアップ」の結果
「漏洩した可能性のあるパスワードが13件あります」…またしてもビクついてしまいますが、とにかく、Google公式に接続して情報を得たので、この先対処せねばならぬと自覚。
さらに「今すぐこれらのパスワードを変更してください」という箇所をクリックすると、自分が日頃利用しているさまざまなサイトが出てきます。
旅情報やレストラン予約など比較的軽微なものから、電子決済やネットショップなど万が一悪用されたら実害が及ぶであろうものなど。
思い起こすと、どれもほぼ似たようなパスワードを使い回していたことに気づきました。
取り急ぎこの13件について、一つ一つパスワードを変更し、2段階認証ができるものは再設定。
なかなかの手間でしたが、これで今後の予防にできるようならひと安心です。
最初にパスワード設定するときなのか、はたまた私が今回遭遇したようにリスクに晒されてしまったときなのか?
いずれにせよ「手間をかける」ことがセキュリティ対策のポイントなのだとあらためて認識しました。
怪しげなメールか否かの判別法
怪しげなメールか否かの判別で、私が心がけていることも併せてお伝えします。
我がスマホキャリアはauなのですが、ここのところ頻繁に「アラート系」のメールがきて、主に「支払い」に関連する内容。
スマホから支払いに連携している利用は実は無いのですが、こうしたメールがくると「もしや?」と不安に陥ります。
ここで「ご利用確認はこちら」をクリックしようものなら、おそらく相手の思うツボ。上記画像の赤枠で囲った発信者のステータスをクリックしてみると、以下のような表示になります。
このアドレス、au公式だったら無いでしょ。
他にもAmazonやらRakutenやら…いかにも「それらしき」報せがくるときに、チェックすると良いです。
最後にひとこと
ネットでさまざまなサービスを利用できるのは便利で助かりますが、セキュリティ対策は自分自身で心がけることが必要。
頭では解っちゃいたつもりでも、実際にはできていなかったことに反省です。
ネットサービス利用はクレジットカード決済がほとんどですが、その不正利用についても記事に書いています。よろしければコチラもご参考に。