こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
正社員最後・定年退職の日を迎えました。
とはいっても、再雇用制度で翌営業日からも変わりなく働く日々、職位も責任も同じ。あえて違いを言うならば「正社員」から「契約社員」に雇用形態が変更となることくらいです。
そのせいか実は全く実感ないのですが、せっかくだから記事をしたためることにしました。
正社員最後・定年最後の日 何をやっていたか?
まずは最終日に何をやっていたか?と言いますと。
ここ数ヶ月、業務山盛り課題も山積でテンテコ舞いが続いていて、最終日だろうがお構いなしのバタバタ状況。
気づいたら”本日の業務終了”となっていて、感慨にふけっている間もありません。
帰りの通勤電車に揺られているときに、ふとこれまでの38年間が走馬灯のように蘇ってきます。
新卒で社会人になって、途中、夫の転勤や出産やらで余儀なく転職せねばならず、アルバイト社員で凌ぐ日々もありつつ、夢中でやってきてのこの日。
人生100年のうちのたったの60年。バトンリレーの通過点みたいなものです。
ここまでの自分を褒め称える
とはいえ。
ここまでやってきた自分、結構すごい。
普段は自分を褒め称えるって滅多にしないのですが、この日ばかりは違いました。
会社員人生の節目までやり遂げたこれまでの人生を誇ろう。
会社員なんてツマラナイ。社畜だ。そんな巷の風潮もなんのその。私にとっては会社員ってサイコーなのです。
何よりも、この人生はまだ終章ではなく、次章も次々章も続いていく。
そのチャンスをくれた我が勤務先。環境にも恵まれました。
自分1人では成し遂げられないこと 支えてくれた人たちへの感謝
もちろん、ここまで自分1人でやってきたのではなく、たくさんの人たちに支えてもらってこそ、成し遂げられたこと。
ずっとお世話になってきた人。あるときまで関わってくれたけれど、あるときから道を違えて今はどうしているのかわからない人。つい最近出会った人。
一人一人の顔を思い浮かべながら、あらためて感謝の思いです。
最後にひとこと
定年退職の日。
よくドラマなどで描かれているのが、職場の仲間が一堂に介して拍手と共に花束を渡す…といったシーンですが、何せ定年退職しても次の日も変わらず働く私だから。
特にこれといったセレモニーもなく、いつも通り「お疲れさまでした」と退勤する予定でした。
すると。
部下さんたちから急に会議招集がきて、あらら、また何かトラブル発生かしら?とドキドキして臨んだところ、
いきなり「ねーさん!還暦おめでとうございます」とサプライズ。
プレゼントにシャネルの香水をもらって、感無量です。
「これからもお世話になります」かわいい部下さんたちが口々に言ってくれて「これからもお世話しますよー」と返しました。
明日からニューバージョンのねーさんになるけれど、よろしくね。
頼ってくれている部下さんがいるからこそ。私の会社員人生に終わりはないのです。