こんにちは。仕事のときもプライベートのときも、移動手段はもっぱら鉄道頼りのいくみ(@nesan_blogger)です。
毎年3月におこなわれる鉄道ダイヤ改正。
この記事を書いている2022年は平日も休日も減便になったことを実感しています。
なぜ、減便になったのだろう?乗客の私たちが注意すべき点とは?
まとめることにしました。
2022年3月鉄道ダイヤ改正 減便の実感
まずは「減便の実感」について。
ダイヤ改正前はどうだったか?実際の過去データを保存しておらず、客観的にお示しできずすみません。
平日の通勤時間帯はあまり変化を感じませんでしたが、休日(土日祝)になると、なんとなく乗り継ぎが悪かったり、行楽に出かけたときによく利用していた特急電車がなかったり。
最初はある路線特有の単発事項なのかも?と捉えていましたが、他の路線を利用したときも同様の事象に遭遇。
あらためて調べてみると、確かにこの2022年3月ダイヤ改正においては、減便の現象が起きていると知りました。
2022年3月鉄道ダイヤ改正 減便の現象
減便について「鉄道ニュース」の記事を引用します。
鉄道はアフターコロナの在り方を模索しています。コロナ以降、鉄道利用は2019年度と比較して定期が2~3割、定期外が3~5割減少。加えて働き方改革でコロナ前から減少傾向にあった深夜時間帯の利用者が、テレワークの普及や会食自粛でさらに減少しました。これを受けて鉄道各社は2021年3月のダイヤ改正で終電時刻の繰り上げを実施。(中略)今年(※2022年)3月に行われるダイヤ改正では、こうした動きがさらに進みます。JR東日本は山手線、中央線、常磐線、京葉線などで、大手私鉄では小田急電鉄や西武鉄道が日中時間帯の運転本数を削減します。
さらに小田急は観光需要の低迷を受けて、特急ロマンスカー「はこね」を大幅に減便。2005(平成17)年にデビューした50000形「VSE」がダイヤ改正で定期運用を外れ、翌2023年秋ごろに廃車されるという衝撃的なニュースも飛び込んできました。
新型コロナの影響で、働き方がテレワークへとシフトしていき、休日の観光活気も鈍化してしまったのは、実際に自分も生活をしていてヒシヒシと感じている。
それまで当たり前に「乗りたいときに乗りたい電車が運行している」と捉えていたことが、実は当たり前ではなく、需要と供給のバランスの上で成り立っていたのだとあらためて認識しました。
コロナ禍以降、移動にも工夫が必要
今後、コロナ禍が収束したとしても、以前のダイヤに戻るという保証はありません。
便利さが減少してしまうのは残念ですが、鉄道会社とて経営の安定化を図ることが大切なのでしょうし、乗る側としては「これまでより移動には時間がかかることがありうる」ということを頭に入れて、時間に余裕を持つなどの工夫が必要。
そもそも、我が国の鉄道はきっちり時刻表通りに走行してくれて、乗客を安全に運んでくれている。
減便を嘆く前に、まずはこのことにあらためて感謝を忘れないようにしよう。
最後にひとこと
ある休日に出先へ移動する際。
乗り換えが2回あったのですが、いずれも10分ほど待ち時間があって、これまでに無かったことから疑問に思い、この記事を書くに至りました。
コロナ禍は、私達の生活のあらゆることに影響を及ぼしているものです。