還暦になったらどうなるのだろう?迎える前のイメージと迎えたときの感想

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1962年4月1日生まれの私。とうとう還暦・60歳を迎えました。

還暦になったらどうなるのだろう?

人生の一大イベントにせっかくならばと、まとめることにしました。
還暦を迎える前のイメージと実際に迎えたときの感想。そもそも還暦とは?について。

ご紹介します。

還暦を迎える前のイメージ

「還暦」というと、年老いた人。という印象がありました。
赤い頭巾をかぶってちゃんちゃんこを着て、ニンマリしているような”好好爺”の姿が浮かびます。

私は女性だから、好好爺ってあてはまるのだろうか?好好婆?(笑)なんか遠い世界のような感じ。

縁側で猫を抱いてミカンを食べている毎日、外見的にも老人の仲間入りなんだろうな…若い頃にはそんな想像をしたものです。

還暦を迎えたらどうだったか?

では、実際に還暦を迎えたらどうだったか?

一言で表すと「実感全くなし」

会社員なので定年退職するときでもありますが、昨今は「定年再雇用」が定着していて、周囲はそんな先輩方がザラ。私もその道を選びましたが、あまり節目であるという感覚がありません。

特に私の誕生日である「4月1日」は年度始め。企業人にとってはお正月みたいなもので、仕事の緊張状態が高まっていることがほとんど。

しかもここにきてあまりに忙し過ぎる状況が続いていて、還暦迎えたんだなぁなどとしみじみしている暇もありません。

気づいたらその年齢になっていた。そんな1日でした。

還暦とは?

ところで、還暦ってなんだったっけ。あらためて調べてみました。

還暦とは干支(十干十二支)が一巡し誕生年の干支に還ること。誕生年に60を加えた年つまり数え61歳。人の年齢を表す場合が多い。本卦還り(ほんけがえり)とも表現する。
(中略)魔除けのため赤色産着が以前は使われていたので日本における還暦祝いでは「出生時に還る」という意味で赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を本人に贈る場合がある。
- Wikipediaより引用

なるほど、誕生年の干支に還るから還暦、なのですね。

ちなみに西洋では、ダイヤモンドを60周年の祝いに贈ったり、60周年の象徴とする風習があるそうですが、赤い頭巾やちゃんちゃんこよりも、こちらの風習の方が粋です。

人生100年時代 まだまだ発展途上

干支が一巡して誕生年に還る、ということには厳かさを感じますが、人生100年時代、6割経過しただけ。まだまだ発展途上なのです。

何かの身辺整理をしたり、生き方をよりシンプルにしたり…還暦を迎える前はそんなイメージがあったけれど、むしろぐるっとひと周りしたからこそ、さらにやりたいことも身につけたいこともたくさんある。

節目というより、リスタート。

50歳代の頃は燃え尽き症候群になりかけていましたが、すっかり払拭してパワーアップな自分がいます。

会社仕事だけしていたら、こんなふうに思えなかったかもしれませんが、ブログを書いているおかげです。

最後にひとこと

実家の母から珍しく贈り物が届きました。

開けてみると「還暦祝」とカードが添えられてあって、大きなブリザーブドフラワーの置物。

前段落で書きましたとおり、大きな変化も気づきも全くありませんでしたが「祝われるほどのことなのだ」とあらためて実感。

かくいう母も90歳を迎えつつあって、親から祝ってもらえる還暦ってありがたいと感慨深いものがありました。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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