こんにちは。女性管理職17年の いくみ(@nesan_blogger)です。
上司として私が最も大切だと思っていること。それは部下さんに寄り添って励ますこと。
しかし、残念ながら同じ考えをもっている人ばかりでなく、周囲の管理職仲間を見ていて「こんな上司は退場!」と感じたことがあります。
人の振り見て我が振り直せ。
退場すべき上司にならないためには?気づいたことを解説します。
こんな上司は退場!ポイント
まずは、どんな上司なら退場すべきか?という点について。
ポイントを3つにまとめます。
- 理論ばかり振りかざす
- 部下を褒めることができない
- 上しか見ていない
さらに詳しくお伝えします。
こんな上司は退場! 理論ばかり振りかざす
ダメ上司の典型・一つ目のポイントは「理論ばかり振りかざす」
仕事というのは生き物ですから、計画通りにいかないこともありがちだし、会社の収支として「皮算用」したことが実際には異なることも多い。
結果が計画に対して違っていたのなら、次の計画を修正すればよくって、それまでの計画是非を問い質そうとしたところで意味がありません。
私の考えは「次、がんばろう」これに尽きます。
ところが。
そもそも計画が合っていたのか?間違っていたのならばどうすべきだったのか?そもそも収支勘定が誤っていたんじゃないか?
理論ばかりを振りかざす輩(上司)っています。
うまくいかなかったことに反省しないわけではありませんが、できなかったことを責められるばかりでは、部下さんたちのモチベーションをダウンするだけです。
こんな上司は退場!部下を褒めることができない
二つ目のポイントは「部下を褒めることができない」
前段落に書いたことから続きますが、持論を展開したがる上司って、その意にそまない部下さんたちに対して攻撃に転じるもの。
ある意味パワーハラスメントともいえますが、さておき。
持論通りにいったとしてもそうでなかったとしても、懸命にやっている部下さんたちが次々に成功事例を勝ち取ってくれたら結果オーライ。
私にとって、部下さんへの感謝や労いはトッププライオリティですが、そうでない輩(上司)にとっては、おそらく大したことじゃないのでしょう。
だから、褒めることができない。
人って、労われたり褒められたりしながら、困難に立ち向かっていけるもの。
責められるばかりじゃやっていかれないのです。
理論じゃなくて気持ち。
そんなことも解らないようじゃ上司の資格なんてありません。
こんな上司は退場!上しか見ていない
三つ目のポイントは「上しか見ていない」
具体的にいうと、部下さんに対してと上司に対してと態度を変えることです。
散々理論を振りかざして、部下さんたちが頑張った事についてなんの言葉掛けもなくて、
だのに、自分の上司には「我々が頑張ったことで達成できました」などと、しれっと言い放つ。
上司自らが部下さんたちの実務に入り込んで汗流して、そんなこそもせずに勝手に上にアピールすることは止めてほしい。
部下さんたちにはそんな「態度変え」がバレバレ。取りつくおうとしたって無駄です。
人の気持ちが全て
仕事って、極論すれば人の気持ちが全て。
どんな立派な計画を立てようとも、どんな立派な理論を講釈しようとも、絵に描いた餅だったら無意味。
計画に基づいて実務をこなして、必要ならば軌道修正して。
「みんな頑張ってるねーー!」って声かけなかったら、誰が部下さんたちの気持ちを慮ってあげられるのでしょう。
その役割を果たすのは上司しかいないのです。