隣チームのリーダーさんが、IT担当者さんと何やら立ち話をしている。
最近我が勤務先部署で大掛かりなシステム変更があったのですが、変更直後に引き続き、1ヶ月近く経った現在でも、運用後の課題が噴出中。
とくにシステム系のことって、社内でも技術的に詳しい人が限られているゆえ、凡人(笑)には事前に想定できないこと数知れず。
実はこのIT担当者氏、システム変更の主担当者ではないのですが、主担当者に比べて"人懐っこい"キャラなのが災いしたのか、なんだか「クレームの矛先」になりつつあり‥お気の毒です。
「アレはどーなってるんだ?」
「コレはどーすればいいんだ?」
「なんでこーなるんだ?」
‥‥etc.
とくに業務繁忙でみんながテンパっているもんだから、なおさら。
リーダー氏はIT担当者氏のそんな気苦労を慮って
「あなたが悪いのじゃないのにねー」
「なんとか解決しましょう」
などなど。
一生懸命愚痴の聴き役に徹していました。
積もる話しは尽きないようで、結局30分くらい立ちっぱなし。足が疲れちゃうだろーに。
やっと着席したかと思いきや、今度はリーダー氏。
出社してきたメンバーさんをつかまえて、仕事の悩みを切々と語っている模様。
このメンバーさん、とっても朗らかで聴き上手なせいか、リーダーさん、止まらないー。
メンバーさんはところどころに「そうですよねー。あれはこうした方が良かったですよねー」と相槌を打つ。
ようやくクロージング。
お疲れ気味だけど、どこかほっとしたようなリーダーさんの背中が、ワタシの目の前に広がっています。
たまたま隣に居た人相手だったとしても。
聴き役がいてくれるだけで、自分の悩みが整理できたりするものです。
コトバを発することで、なんかカタログのように頭の中に生成されてゆくような。
相槌が良いリズムにもなってくれる。
リーダー氏もIT担当者氏も。
悩みが整理できるといいのだけれど。
みんな、ご苦労さまです。