こんにちは。近所散歩で花を見つけるのが趣味の いくみ(@nesan_blogger)です。
冬の時期だと残念ながらあまり多くの花が望めませんが、3月に入って一斉に咲き始めました。
この記事を書いているのは2022年3月。
いつもの年より寒波の影響もあってか、早春に楽しめる花たちも2月中だと固い蕾の状況が続いている。
せっかくならばと蕾の様子と開花の様子をそれぞれ撮影しました。
ご紹介します。
ネコヤナギ
銀白色の毛様の花穂が特徴的で「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる、とされています。
2022年2月23日時点。微かに白い蕾がついていますが、まだ開くには時間がかかりそう。
2022年3月5日。やっと「モフモフ」の花穂が開きました。
沈丁花(じんちょうげ)
春の季語としてよく詠われる、早春の代表ともいえる花。
沈香(じんこう、香料の一種)のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ=クローブ)様の花をつける木…というのが由来。学名は「Daphne odora」で「Daphne」はギリシア神話の女神ダフネにちなみます。
2022年2月19日。赤一色の蕾。
2022年3月5日。白い花があちらこちらに咲き始めて、芳香を漂わせてくれています。
河津桜
河津桜は、静岡県の河津川沿いで「飯田勝美さん」という方が見つけて、その後の調査で新種の桜と判明。
大島桜と寒緋桜の交配種と推定されていて、早咲き桜として河津川の名勝ともなっています。
たまたま自宅近くの区役所の庭にも一本植わっていて、2021年は2月下旬に開花していましたが、2022年の開花は前年より遅めでした。
2022年2月12日。かろうじて蕾がつき始めて
次の週、2022年2月20日。蕾の数は増えたものの、開きそうな気配なく…
2月26日、ようやく開花。しかしまだ1分咲きといった様子です。
3月に入ってかなり暖かい日が続きようやく満開。3月14日頃にはすでに葉桜になっていました。
なお、同じ「区役所の庭」にもう一本植わっているのが、やはり早咲き桜の「玉縄桜」
別記事に書いています。
最後にひとこと
季節毎の花を楽しめるのも散歩の醍醐味。
今回ご紹介した花たちと同様に早春から愛でることのできる菜の花は、河原の土手でよく見かけます。アイキャッチにしました。
春を過ぎて夏頃の花についてはコチラの記事をどうぞ。