お正月には好きな神社を参拝して、神様への挨拶や願い事を伝えるという人も多いでしょう。
私も毎年必ず訪れている神社があります。神奈川県寒川町にある「寒川神社」というところです。
関東地方における著名な神社の一つでもあり、お正月三ヶ日や松の内を過ぎても、特に土日はとても混雑しいています。
そんなときに心がけるとよい3つのこと。あくまでも私がおこなっている方法なのですが、よろしければご参考にしてください。
神社参拝 混雑しているときに心がけるとよいこと
ポイントを3つに絞ります。
- 手水舎は空いているところを利用
- 参拝の順番待ちが長時間になるようなら、遠くから手を合わせるだけでもよい
- おみくじは持って帰る
さらに詳しくお伝えします。
手水舎は空いているところを利用
参拝の前に手や口元を清めるための「手水舎」
通常は社殿脇に一箇所備えつけられていますが、大きい神社だと初詣の時期などには、臨時の手水舎を設置しいているところもあるので、空いているところを利用するようにします。
混んでいるからといって、手水を使わずに参拝するのはご法度ですが、後ろに並んでいる人たちのためにも、素早く済ますように心がけるとよいです。
参拝の順番待ちが長時間になるようなら、遠くから手を合わせるだけでもよい
お正月時期の本殿前には、順番待ちで長蛇の列になっていて、お参りまでに長い時間がかかってしまうこともあります。
並んで待つのが大変なときは、遠くから手を合わせるだけでもよい。
ご神域には神様がいろいろなところできっと見守ってくださっているであろうから。
たいていの神社内には「古札納め所」が設けられていて、お賽銭箱も備えられているので、賽銭はそちらに奉納することとします。
本来のお参りの作法とは異なるかもしれませんが、とくに昨今のコロナ禍では、密を避けてすみやかにお参りを済ませることも大切ではないかと考えて、私はこのようにおこなっています。
おみくじは持って帰る
初詣の楽しみの一つでもある「おみくじ」
引いてその場で熟読して木に結びつける…となると、やはり時間もかかってしまうのと、書いてある内容を時々読み返して心の励みにしたい時もあるので、持って帰って一年間大切に飾っておく。
我が家では、神社のパンフレットとともにプラスチックケースに入れて、最も長く過ごす場所(リビングルーム)に置いています。
そして、翌年に参拝するときに持って行って、境内の「おみくじ掛け」に結んで納めるようにしています。
御朱印
御朱印をいただくのも参拝の記念になるものですが、おそらくそれぞれの神社さんとも、混雑時の配慮として、紙の御朱印をあらかじめ用意していることが多い。
寒川神社では、お正月限定で特別に干支の可愛いイラストがあしらわれた紙の御朱印が用意されていて、期間も1月の下旬くらいまで設定されています。
2022(令和4)年は寅歳。にこやかな寅の表情に癒される。
御朱印の窓口にも人が滞留せず、スムーズに受け渡しがされているのも助かります。
最後にひとこと
前年(2021年)はコロナ感染拡大による緊急事態宣言で、お正月のお参りがかないませんでした。
混雑しているということは、逆にいえば、みんながお参りできるようになって喜ばしいことでもありますが、できる限り行列をせずにお参りをするよう、心がけしたいものです。