こんにちは。チョー簡単クッキングが得意、ワーキングマザー29年の いくみ(@nesan_blogger)です。
1月7日になると食される「七草粥」
この時期限定でスーパーで売られている「七草セット」を使って、我が家はお粥ではなくて「焼餅(しゅうへい)」鍋を作っています。
焼いた餅と大根おろしで手軽にできる、チョー簡単オススメメニュー。
ご紹介します。
チョー簡単「焼餅鍋」材料
材料は、七草セットと大根、銀ダラ切身、切り餅。
銀ダラは冷凍素材が骨が無くて便利。七草セットだけだと野菜の量が少ないため、我が家では別にセリの束を買い足しています。ただ、七草粥の時期はセリが高騰しやすいので、今回は無し。
七草セット自体も1月7日当日だと売り切れてしまうことも多く、前日くらいまでに用意しておくとよいでしょう。
大根についている葉っぱも一緒に使います。
チョー簡単「焼餅鍋」作り方
次に作り方について。
出汁は市販の昆布つゆをベースにします。タラからも出汁が出るので薄めでOK。
七草は水洗いして
根の部分など気になるところがあれば切り落として、粗みじん切りに。スズナ(カブ)やスズシロ(大根)はあまり細かくしすぎなくて構いません。
出汁を火にかけて一口大に切った銀ダラを入れます
切り餅はトースターで焼いておく。アルミホイルを敷くと焦げ付き防止になって便利。
2〜3分ほどで、程よく膨らみます。
大根はおろします。大人2人分で1/2本分くらいタップリ使うとよいです。
出汁が煮立ってきたら、大根おろし投入
再び煮立ってきたら、焼いた餅を加え七草をトッピングして完成。
お皿に取り分けていただきます。
食卓にコンロを出して、出汁を沸かすところからグツグツやりながら鍋を作っていくのも楽しいです。キッチンで作って器で出すか、食卓で作りながら食べるかは、お好みで決めてください。
焼餅(しゅうへい)鍋とは
このメニューは実家の母から教わりました。
母のレシピだと、餅もタラも油で揚げて鍋に入れるのですが、コクがさらに増して美味しい一方、カロリーオーバーになりがちなのと手間がかかるので、私は省略してチョー簡単にしちゃいました。
焼餅(しゅうへい)鍋とは、そもそもは長崎県の正月料理。オリジナルのものは、タラはゴマ衣で揚げたり、溶き卵が加わっていたりするようですが、母が応用してさらに私が応用して…とパターンが変わりつつ、我が家族の「春の七草メニュー」としてスッカリ定着しつつあります。
最後にひとこと
1月7日は人日(じんじつ)の節句で、七草粥を食べることで1年間を無病息災で過ごせるとされています。
お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を労るという点では、シンプルなお粥が良さそうですが、夕飯のメニューとしては少々物足りなさもある。
そんなときには「焼餅鍋」ぜひお試しください。