『王子神社』 「王子」地名の由来ともなった、東京十社のうちの一社(東京都北区)

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出かけた先々で神社にお参りするのが好きです。
今回は、『王子神社』を訪れる機会がありました。

東京都内、北区の王子駅からほど近く。さっそくご紹介します。

『王子神社』 ご由緒

御祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)の五柱。

創建は詳らかではありませんが、源義家の奥州征伐の折、当社の社頭にて慰霊祈願を行い、甲冑を納めた故事も伝えられ、古くから聖地として崇められていたと思われます。その後、元亨2年(1322年)、領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えして、改めて「若一王子宮」と奉斉し、熊野にならって景観を整えたといわれます。それよりこの地は王子という地名となり、神社下を流れる石神井川もこの付近では特に音無川と呼ばれています。
ー『王子神社』Webサイトより引用

ご由緒は「王子」地名の由来ともなったのですね。そのルーツが紀州熊野三社にあったというのも、趣深いものです。

本殿

鳥居をくぐって参道を進むと、程なく本殿がお目見えです

残念ながら戦火に遭い、そのほとんどが消失されてしまったとのこと。現在の本殿は、昭和39年と昭和57年の二期に分けて再建されたそうです

令和元年の御朱印もいただきました

末社『関神社』

本殿左手前にある末社『関神社』
御祭神は、百人一首「これやこの 行くも帰るもわかれつつ 知るも知らぬも逢坂の関」の和歌で有名な蝉丸公。

全国でも珍しい「髪の祖神」とのことで、境内には毛髪報恩のための「毛塚」もあります

『王子神社』 行き方

JRまたは東京メトロ王子駅下車。
駅を出たところにある、北区の産業・文化振興施設である「北とぴあ」の前の道をまっすぐ進みます

緩やかな上り坂となっていて、その名も「権現坂」
北とぴあ前の交差点から王子神社の鳥居付近まで続きます。

徒歩3分ほどで到着

「東京十社めぐり」のうちの一社でもあります

皇居が京都に在った昔から、国家鎮護のために天皇陛下から勅使が遣わされる神社があり、「勅祭社」と呼ばれていました。明治天皇が東京にお移りになられた際、この「勅祭社」に准ずる神社として「准勅祭社」を定められました。これが東京十社の始まりです。この制度は現在無くなったので元をつけて「元准勅祭社」となっています。
ー「東京十社めぐり」Webサイトより引用

なお、今回は行けませんでしたが、近くにお花見の名所『飛鳥山公園』もあります。

今日の一言

長年、都内で勤務していますが、この辺りのエリアはほとんど訪れる機会がなく、王子神社への訪問も初めて。

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)といえば、我が日本を「国生み」くださった神様。令和の始まりに、あらためてこの国を作っていただいたことに感謝をお伝えしました。

ご参考までに、
「神様ものがたり」のルーツといえば「古事記」。コチラの書は、まんがを用いてとてもわかり易く書かれてあります。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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