こんにちは。女性管理職16年&ワーママ28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
この記事は、管理職を打診されて引き受けるかどうか悩んでいる女性に向けて書きます。
私からお伝えしたい答え、それは「引き受けてみるとよい」
責任を負えるのだろうか?家事や子育てとうまく両立できるだろうか?…悩みは尽きないことでしょう。あなたが決心するための参考になったら嬉しいです。
管理職 引き受けてみるとよい 3つの理由
まずなぜ「引き受けてみるとよい」のか、3つの理由について。
- チャンスは摑むためにある
- 責任の負い方は、やっていくうちに身に付く
- 仕事、家事、子育ての掛け算じゃなくて、足し算や引き算の繰り返しでよい
「引き受けましょう」じゃなくて「引き受けてみるとよい」
さらに詳しく解説します。
チャンスは掴むためにある
仕事をしていると様々なチャンスに巡り合うもの。自分にとって「よいチャンス」と受け止められるもの、そうでないもの、どちらであっても、チャンスは掴むためにある。
もちろん、掴むも掴まないも自分で決めることですが、掴んでうまくいかなかったら、うまくいくまで何度でも試行錯誤すればよいし、逆に、掴まなかったら同じチャンスは回ってこないものです。
少々抽象的な話ですみませんが、仕事の神様ってきっと存在していて「この人にチャンスを与えよう」と采配をふるってくれていて、順番が来た。そう考えるとシンプルかもしれません。
もちろん、引き受けると決めるまでに時間が必要だったら、その期限を相手に確認したうえで、じっくり考えればよいです。
何よりも管理職を打診されるということは、それだけ会社が認めて期待してくれているということ。
自信を持ってください。
責任の負い方は、やっていくうちに身に付く
「管理職」と聞いて荷が重いと感じる大きな理由の一つが「責任を負わなくてはならない」ということではないでしょうか?
たしかに、業務のことやら人事のことやら、色々な責任が付いて回ってきます。
でもね。
「責任を負うためにやる」のではなく、管理職の立場をやっていくうちに、責任の負い方が自然と身に付いてくるのです。まさに"習うより慣れよ"
肝心なのは物事に真正面からしっかりぶつかっていくこと。逃げようとしないこと。
そして、仕事というのは1人でおこなうものではなく、周りに必ず支えてくれたり助けてくれたりする人たちがいてこそ成り立つものだから、自分だけで何かを背負う必要はありません。
仕事、家事、子育ての掛け算じゃなくて、足し算や引き算の繰り返しでよい
女性は、仕事、家事、子育てなど両立についての悩みがとくに多くなりがちですが、「あれもこれも」と掛け算でやろうとしたって、身体はひとつしかありませんから無理です。
ときには足したりときには引いたりを繰り返すって考えると気持ちが楽になります。
仕事の状況や、家庭のことや子どもの成長や、その時々によって変えていけば良くて
「何かを足したら、その分どこかを引く」
私の場合は、家事はかなり引きっぱなし(笑)子育ても結構引き算多し、ただ子どもの問題って予期せぬ心配事もあるから、そのときは、仕事を多めに引いてその分子育てに足す。
プライベートに色々起きてしまったときも、「仕事のこの部分だけは絶対外さない」というポイントを持っておくと、優先順位付けや時間配分がやりやすくなります。
基本は断らないポリシーでも、一回だけ断った出来事
管理職を引き受けてからも、さらに様々な責務をonされることもしばしばで、例えばもう一段上の役職だったり、全く別部署への異動だったり…「基本は断らない」のがポリシーの私なので、その都度チャンスを掴んできました。
ただ、一回だけ断ったことがあります。
それはとある異動の打診で、どんなポジションなのか詳しく説明を聞いてあまりにも違和感が大き過ぎたとき。
せっかく「私」という候補を検討してもらったのに、チャンスをもらったのに。
申し訳ない気持ちもありましたが、どうしてもその部署の業務に自分の適性が見出せず、ある意味勘みたいなものが働いたのです。
後悔はしていません。
最後にひとこと
「やってみなはれ」とは、サントリーの創業者・鳥居信治郎さんの有名な口癖。
やってみよう。やってみなければわからない。というのがその趣旨とのことですが、私がお伝えしたかったことがまさに「やってみよう」
中々上手くできないなぁと思うことがあっても、試行錯誤の繰り返しでいいのです。
「リーダーを降りたい」と部下さんから相談されたときの記事も書いています。よろしければコチラもどうぞ。