カバンにカビが生えてしまった！ シートタイプの除去剤と天日干しで改善 日頃の保管方法にも気をつける

久しぶりに使う皮革カバンをクローゼットから取り出してみたら、なんと！カビが生えてしまっています。

この記事を書いている2021年はテレワークメインで通勤の機会も減ってしまって、カバンを使うことも時々しかない。

カビ発生を見たときはショックでしたが、対処法を調べてみて、使い捨てシートタイプのカビ除去剤と天日干しで改善ができました。

日頃の保管方法について気をつけるべきことについても、合わせてご紹介します。

アイキャッチは「カビ除去後」ピカピカが蘇ったカバンを写したものです。

カバンのカビ発見時の様子

まずは、カビ発見時の様子。幸い全体ではなく済みましたが、所々白く粉を吹いているような感じ。

カバンを買ったときに付いてきた布製の袋に入れてあったのですが、取り出してみると少々湿っぽく、しかも、カビ臭い。

取手を裏返してみると、付け根のところにもカビ

底面に近いとことにもカビ

布袋は捨てて、対処法について調べてみました。

使い捨てシートタイプのカビ除去剤に救われた

「モールドクリーナーシート」を購入

色々なサイトでその方法が紹介されていて、まずは固く絞った濡れタオルで拭き取るとよいとのことで、とりあえず試してみます。

拭いた直後は一時カビが消え失せたように見受けますが、しばらく経つとまた元の状態。

靴・バッグの修理店など専門店に持ち込むと綺麗に修繕してもらえるようですが、まずは自力でケアしてみるべく、除去剤を購入することにしました。

多くは液体や固形で、布に浸して拭き取るタイプ。そうしょっちゅう使うものではないから、買ってみたものの残りをしばらく使わなくなってしまうのもなんだし、布を別に用意するのも面倒です。

見つけたのが「モールドクリーナーシート」という携帯用ウエットティッシュの様な、使い捨てシートタイプのもの。

10枚入りで税込880円（Amazonで購入、2021年10月現在）と、コスパが良さそうなのもポイントになりました。

「モールドクリーナーシート」でカバン全体を拭く

商品が届いたら、早速カバン全体を拭き上げます。底のところにもカビなのかスレなのかよくわからない「白い粉吹き」が随所に。

拭いた直後は一瞬泡立ちますが、すぐに消失します。無臭なので洗浄剤独特の匂いも気になりません。

取手の根元も忘れずに拭く。シートタイプだと細かなところも拭きやすいのが助かります。

拭いた直後の様子。かなり「白い粉吹き状」が改善。しばらく経つと、一部元通りになってしまった箇所があったので二度拭きしました。

シートの大きさはコンパクトで片手で扱うのにも便利です。

カビ除去剤でケアしたあとは「天日干し」

その後は「天日干し」

紫外線は殺菌能力が高くカビ菌やその他の細菌を除菌・殺菌してくれるため、カビ対策には効果的です。

カラッと晴れた日の、午前10時から午後2時頃が干しどき。洗濯物用の干しポールに引っ掛けて、時々向きを変えます。

天日干し後。なんだか以前よりピカピカ度が増したよう

底。残存している白い部分はスレなのかカビなのか解りませんが、とりあえずOKです。

取手の根元も綺麗になりました

他のカバンもチェックしてみたら、やはりあまり使っていないものは一部カビが発生。この際だからどれもこれも拭いて天日干ししました。

皮革カバン 日頃のお手入れ法 「不織布」に入れて保管するとよい

最初の段落でお伝えしましたとおり、今回カビが生えてしまったカバンは、購入したときの布製の袋に入れて保管していました。

布袋はカビ対策としては不適切だということが解り、やはりネットで調べてみると「不織布」がよいということを知りました。

別のカバンで、たまたま購入したときに「不織布」がついていたものは、しはらく使っていなかったのにカビ知らず。

「不織布」の保存ケースを「ダイソー」で探してみたところ、ギフトラッピング用のパッケージとキャリーケースのカバーが見つかり買って帰りました。

上部が紐で括れる巾着タイプもあるようですが、近所のダイソーでは見つけれず。

＂大は小を兼ねる＂なので大きめのバッグには「キャリーケースカバー」で十分活用できます。

広げてみたところ。上の方にキャリーケースの取手用の穴がありますが、塞ぐこともできる。下の方はゴムになっていて、必要物を入れ終わった後に締め合せるのに便利です。

カバンをこんなふうに仕舞って

あとはクローゼットの棚に収納。

ちなみに、小さめのカバンだと、ギフトラッピング用の不織布にこんな感じで入れておけます。

最後にひとこと

皮製品はしょっちゅう使っていれば、カビ発生に見舞われずに済みそうですが、たまにしか使わない物でも、ちょっとした心がけが大切。

カビが生えてしまったカバンを見たときはショックでしたが、なんとかケアができてホッとしています。