こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。
チームで仕事をしていると、時として誰か1人が立て続けにミスを起こしてしまうことってあるもの。
そんなときの対処法。
私が最近経験した出来事をもとに、ご紹介します。
上流の工程がつまづくと、後の工程に連鎖が発生
平常時にはメンバー皆が落ち着いて業務実施をしていますが、繁忙時はとかくテンテコ舞いになりがち。
業務って、上流から始まって下流へといかにスムーズに流していくか?川のごとしとも言える。
上流工程の担当者がつまづくと、後の工程に負の連鎖が発生して収拾がつかなくなって。
上流担当者はかなりのプレッシャーに晒されてしまうので、繁忙が続くとつい平常心を失ってしまうものです。
実際に、我がプロジェクトでこの事象が発生して、立て続けに起こるミス。
つい「その1人」を責めてしまいそうになりました。
誰か1人を責めてはいけない
冷静になって考えてみます。
「その1人」はたまたま最初の工程を担当していただけで、責務をこなそうと一生懸命にやっていることに違いはない。
ほんの少し、工程の最後まで広く見渡す視点を持てていれば。
ほんの少し、これはちょっとおかしいぞ…と言う違和感を持てていれば。
おそらく、ミスは防げたのかもしれません。
プロジェクト管理者である私自身も繁忙期でテンパってしまって、つい「なぜ、そうできなかったのかしら?」って、責めてしまいそうになります。愚痴も言いたくなります。
しかし、それでは解決にならないのです。
ミスが立て続けに起こるとき 対処法はどうすればいいのだろう?
では、対処法はどうすればいいのだろう?
それは、ミスをした人に対して責めるのではなく、そもそもの工程を見直したり、人手が足りていないのだったら補充をしたり…策を講じること。
人って、何かトラブルを抱えるととかく「誰かのせい」にしたくなってしまいますが、実際に起きた事象はある行動が原因のひとつだったとしても、そんな「誰かのせい」という感情を持たないに限ります。
なぜならば、その「誰か」に対して負の感情をずっと引きずってしまって、実は工程に問題があるのでは?と気づかずに終わってしまうからです。
責めるのではなく協力し合う あらためて気づいたきっかけ
とはいえ。
ミスが連発したことは事実で「もう勘弁してーー」って、叫びたくなっちゃいます。
私がつい、負の感情を増殖しそうにしまったときに、これではいけないと気づいたきっかけ。
それは、メンバーの1人が「みんなで助け合いましょう」って言ってくれたこと。
ミス連発のご本人には「これからは、こうやってくださいね」って少しキツ目に言ってしまったのですが、翌日に「ねーさん。今日もよろしくお願いします」と声をかけてくれたこと。
責めるのではなく、協力し合う。
チームで仕事をすることって、何が大切なのか。
あらためて教えてもらったメンバーさんたちに、感謝です。
最後にひとこと
誰かを責めよう、悪く思ってしまおうとするならば、きっとそれはいつか自分に返ってくるもの。
ミス収拾に苦労しているメンバーたちの労もねぎらいつつ
とにかく「ONE TEAM」
誰かのせいにすることが、大して意味ないのだとあらためて気付きます。