【一斉送信の退職挨拶メール】返事を書かないことにしている理由は?

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

前部署の同僚が残念ながら退職しました。

お互いにチームを率いる管理職同士で、とくにコロナ禍でさまざま厳しい中でも共に闘ってきた「盟友」ともいえる存在です。

その後に私が部署異動をしてしまったため、ここしばらくご無沙汰でしたが、いきなり「一斉送信の退職挨拶メール」が届いてビックリ。

しかし、私はこの種のメールには返事を書かないことにしています。

一斉送信の退職挨拶メール 以前は必ず返していた

こうしたメール、何度となく目にしてきました。

今回のように以前仕事を共にした仲間や部下さんだったり。もしくは、自部署でまさにその退職を上司当事者として見送る立場となった直属の部下さんだったり、相手は様々。

後者の場合はもちろん「当事者」ですから、メールを返すことはしませんが、前者だと、多くはそのメールで突然に「退職」のことを知ることとなります。しかも「お世話になった皆さまへ。本日が最終出社日です」という書き出しであることがほとんど。

実は、かつては必ず返信していたのです。

「退職と聞いてとても驚きました。色々と悩まれた末でのことだとお察しします。これまでのご尽力に心から感謝すると共に、今後のご活躍を陰ながらお祈りしています」

この文面そのものは、定型的な雰囲気となってしまっていますが、一人一人との思い出を心に抱きながら、しみじみと書きました。

ところが。

その後に返事が来たためしがありません。

返事を書かないことにしている理由

私の勝手な想像ですが、この「一斉送信退職挨拶メール」って、本人にしてみたら、ある意味”最後通告”みたいなもの。

退職することって、決して楽しいことではない(むしろ、ネガティブな要因も多い)ですから、それでも、最後の力を振り絞って別れの挨拶だけはしよう。

もし、個別に挨拶をしたいのならば、1人ずつ相手を選んでメールを送ってくるだろうから、この"一斉送信"というのは、言葉が適切でないかもしれずすみませんが、「では、これにて失礼。さらばじゃ」というメッセージなんだろうな。

そして、その後ほどなくお相手がパソコンをシャットダウンしてしまうこともありがちです。

連絡をくれたのだから、せめて送る言葉だけでも返したい…と思うのは、受け止めた側の勝手な考えなのかもしれません。

こうした経験があって以降「一斉送信退職挨拶メール」には返事を書かないことに決めました。

別れとは辛いもの

共に苦労をしてきた同僚。
言い訳になってしまいますが、その当日私がテレワークをしていたことから、直接会いにいって言葉をかけることができず。

あらためてメールを返したい衝動にかられましたが、やはり、止めました。

人生とは、出会いと別れの繰り返しと申しますが、別れとはいつでも切なく辛いものです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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