『精神科医が見つけた3つの幸福』樺沢紫苑 著 なぜこの本を読もうと思ったか・読んで得たこと・行動してみたこと

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精神科医/作家 樺沢紫苑さんの2021年3月新刊『精神科医が見つけた3つの幸福』を読みました。

私はなぜこの本を読もうと思ったのか?
読んで何が得られて、どんな行動をしてみたのか?

ご紹介します。

『精神科医が見つけた3つの幸福』なぜこの本を読もうと思ったのか

私はかなり楽天的な性格で、もちろん日々いろんな出来事が起こってなかには辛いこと苦しいこともあるものの、たいていいつも「幸福である」って考えるタイプです。

ところが、この気質でも抗えない危機感をしばしば感じるようになりました。

それは2020年から続いているコロナ禍。

それまでの当たり前が当たり前ではなくなってしまって、全世界のみんなが未知なる感染症と戦っている。
私自身もテレワークで家から一歩も出ずな日々も続いて。

働き方の変化で新たな気づきもありましたが、なんか自分が自分でなくなっちゃうみたいな、言われようのないモヤモヤが襲ってくる。

幸福感はどこへいってしまったんだろう?

そんなときに出会ったのがこの一冊です。

『精神科医が見つけた3つの幸福』を読んで、得られたこと

表紙に書いてあったことが刺さりました。

私(著者)自身、「幸せになりたい!」と思って幸福論をたくさん読みましたが、結局のところは「はっきりとした方法はわからずじまいでした。
だからこそ、本書で示す「幸せになる方法」は徹底的に「現実的」「具体的」であり、朝起きてから、夜寝るまでの、実践的で明確な「TO DO」を示しました。
ー『精神科医が見つけた3つの幸福』より引用

"実践的で明確な「TO DO」の根拠"って、なんなのだろう?

本書に詳しく書かれてあるのでここでは具体的には触れませんが、ポイントを3つに絞ってお伝えするならば

  1. 幸福を感じるときに脳内で起きているのは「脳内物質」の反応である
  2. とくに「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3つの脳内物質が、日常的な幸福感を構成している
  3. セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福の"基礎土台"を元に、ドーパミン的幸福を積み上げていくことで「幸福の高層ビル」を築くことができる

幸せって、なんとなく感覚的なもの…と捉えていましたが、科学的根拠に裏打ちされたものなのだ。

主観ではなく客観。そう理解することで楽になってきました。

『精神科医が見つけた3つの幸福』を読んで、実際に行動してみたこと:朝散歩

「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」それぞれの脳内物質の特徴や、実際にその反応を得るための方法について、多岐にわたっての解説がなされていますが、今自分がこの「コロナ禍モヤモヤ」を感じているときに、まずとにかくやってみようと思ったこと。

それは「朝散歩」

「土台」であるセロトニン的幸福をもたらす効果として紹介されています。

樺沢さんのYouTube「樺チャンネル」やメルマガなどでも常々「朝散歩」がメンタルヘルスにはとても大切なのだと教えてくれていましたが、なかなか取り組めなかった私。

朝は1分でも多く寝ていたい派で、なおかつ、散歩に出るのには、着替えたりメイクしたりの身繕いをしなければならない…

しかし、そんな言い訳をしている場合じゃありません。
とにかくやってみること。

幸い、自宅の外周が森や花畑に囲まれていて、寝起きの格好でもちょっとぐるっと歩いてくるだけでよい。

ほんの数分ですが、朝陽を浴びて身体を動かすことで「セロトニン活性化による幸せ感」ってこれかしら?って思えるようになったのです。

朝散歩のさらなる楽しみ:おはようツイートでの発信

さらなる楽しみも発見できました。

私は毎朝Twitterで「おはようツイート」をしています。
"家の周りぐるっと散歩"で撮影した草花や森の様子をおはようツイートに貼り付けて、雨の日でも傘差して出かけて、雨ならではの写真が撮れたりして。

すると、フォロワーさんたちから「雨の日の花もまたいいね」ってリプもらえて、さらに嬉しくなります。

自分の発信で、どなたかが喜んでくださる。これって「オキシトシン的幸福」のひとつ(交流)でもある。
テレワークだからこそ、朝散歩の時間が持てる。これって「ドーパミン的幸福」のひとつ(感謝)でもある。

小さなことからでも、3つの幸福って描けるんだなぁ。

いつの間にか「コロナ禍モヤモヤ」をさほど感じなくなり、今日も仕事頑張るぞーって気持ちが切り替わっていきました。

とにかく、何か一つでもやってみよう

この本では「朝散歩」だけでなく、毎日の生活の中で、シンプルにすぐ実践できて幸福感を見出せるたくたんの「TO DO」を教えてくれます。

世の中に大変なことが起きていて、自分自身の力ではどうにもならないことが多くても。

とにかく、何か一つでもやってみよう。

1人1人が幸福感を得られることで、世の中全体もきっと良いことが起こってくれるに違いない。
この本を読んでいたら確信できるのです。

「脳内物質」について、さらに詳しく書かれてあるコチラもオススメです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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