こんにちは。新型肺炎流行の影響が続いていて、テレワークメインで仕事をしている いくみ(@nesan_blogger)です。
自宅のWi-Fiを利用しての会社システムへのリモートアクセスもスムーズで、特に問題なく過ごしてきましたが、とある日。
突然ネットが繋がらなくなって焦りました。
原因は自宅マンションの「電気設備年次点検」による停電。
ご紹介します。
突然ネットが繋がらなくなった
「電気設備年次点検」の案内は管理組合からもらって知ってはいましたが、「エレベータが止まる程度だろう」というくらいの理解しかしておらず。
その時間近くになって、電力会社の方々が慌ただしく準備を始められている様子をたまたま見かけて「お疲れさまですー」などと思いつつ、居室内の停電は無いと聞いていたので、自分ゴトとしてほとんどピンときていませんでした。
ところが。
突然ネットが繋がらなくなり、仕事をしようにも何もできなくなってしまった。
自宅だとスマホもWi-Fi接続で使っているのですが「電波のアイコン」がグルグルしていて全く動かず。
最初はWi-Fiに何か不具合が起きてしまったのではないか?と悩むことしきり。
冷静に考えてみて年次点検の案内文をあらためて見返してみると…
「インターネット設備は、交換機が停止するため使用できません」と書いてあるじゃないですか。
迂闊でした。
とりあえず、スマホで関係各所に連絡
停電時間は40分ほど。しかし、その間は主要な業務対応ができません。
とりあえず、スマホの接続を4Gに変更して、電話やショートメールを使って関係各所に連絡をします。
このことに早く気づいていれば、事前準備もできたものの、停電になってから初めて気づいたこともいけません。
電力会社さんもきっと、日中であまり人の動きが無い時間帯になるべく最小限にと…設定してくれたのでしょう。
しかし、この40分間の長かったこと。
作業終了時間の2分後くらいにあらためてWi-Fi接続をして普段通りに開通できて、ホッと胸を撫で下ろしました。
「電気設備年次点検」の際のテレワーク留意点
「電気設備年次点検」というのは、文字通り1年に一回程度の頻度で実施するもの。
電気設備を停止させて日常点検のほかに、測定器具などを使用して、接地抵抗測定、絶縁抵抗測定、保護継電器装置の動作試験などを行うとともに、活線状態では点検できない充電部の緩み・たわみ、注油、清掃などを実施します。
ー社団法人 日本電気技術者協会ウェブページより引用
電気を止めないと実施できないものとはいえ、ネット接続というのは一見関係ないように勘違いしてしまいましたが、そのための「交換機」は電気で作動しているのですよね。
スマホのテザリング機能を使えば一時的に凌げるかもしれませんが、業務で使うシステムはかなり容量の高いものも多い。
テレワークの際の「自宅の電気設備年次点検に伴う停電」の留意点としては
- 周囲のメンバーたちに、「この時間帯はネット接続できないため、必要あれば電話で連絡を欲しい」
- 急ぎの事項を該当の時間帯におこなわずに済むよう計画する
などを予め準備しておく必要があると、反省。
一年後の点検の際にもテレワークをしているかは不明ですが、今後に向けての教訓として、ぜひ忘れないようにしたいです。
最後にひとこと
ネットワークが様々に発達してくれているからこそ、テレワークも果たせるものですが、何よりも。
「電力」がその動作に欠かせないものであることを、あらためて実感です。
「テレワークをリビングルームで凌ぐコツ」について、まとめ記事を書いています。よろしければコチラもご覧ください。