こんにちは。ワーキングマザー28年の いくみ(@nesan_blogger)です。
子どもが受験シーズンを終えてその後の進路に悩んだとき。親はどうすればよいのだろう?
受験という人生の一大事に親も懸命に寄り添って、その結果につい悲喜こもごもしてしまいがち。
私の経験をご紹介します。
年代別子どもの受験
受験…と一口に言っても、年代別に様々な状況があるもの。
我が息子の場合は、中学受験と大学受験の2回を経験しました。
中学受験はまだ幼い小学生のときなので、その結果に本人が悩む…というより、親の意向で進路を決めてしまうことが多い。
それはそれで仕方ないです。
中学受験の際の親の心がけについては、コチラの記事にまとめました。
一方、大学受験は「将来こんな仕事に就きたい」とおぼろげながらも考えて、子どもの意思で志望校や学部を選ぶことが多い。
私自身も高校生のときにおんなじように思い描いて、進路を決めようとしていたものです。
そのときに「将来こんな仕事に就きたい」と想像して志望校を選び、運よく合格して。
しかし、実際に社会人になって全く違う道を歩んで今に至ります。
受験結果とその後の進路に悩んだときの、親のサポート
とはいえ、子どもにとっては「親の経験談」なぞ、あまり聞く耳をもてないことも多い。
肝心なのは「本人に任せる」ことです。
例えば
- 第一志望校は合格できなかったけれど、第二志望校には受かった。では、そこに進学するのか?
- 浪人してあらためてチャレンジするのか?
…etc.
もちろん、費用面での必要事項もあるでしょうが、とにかく本人はどうしたいのか?ということに耳を傾けて。
心のままに進路を決めてもらう。
親はその後のサポートをすればよいのです。
人生は紆余曲折
我が息子は、第二志望校に合格してそこに進学を決めました。
第一志望校が叶わなかった悔しさもあったようですが、第二志望校も本人としてはかなり頑張った結果のよう。
だのに、つい、こんなふうに考えてしまうのです。
第一志望、あらためてチャレンジしたらいいのにー
最後は息子が「将来こんな仕事に就きたい」ということも踏まえて、進路を選んだ。
ところが、人生というのは紆余曲折あるものです。
入学して楽しそうに過ごしていたのも束の間、その後様々な壁にぶつかって、悩みの闇にハマってしまった息子。
それは「選んだ大学」に起因するわけではなく、自分自身の問題と直面して戦っていた様子。
結果、卒業するまでに8年間かかりました。
ようやく社会人となっての彼の仕事は以前の私と同じく「将来こんな仕事に就きたい」と思い描いていたものとは、全く別の道です。
とにかく自分で決めて選ぶ
これから起こるであろうアレコレを案じたところで、現実には何が起こるか解らないから。
方向が色々あって悩んだとしても、とにかく「自分で決めて選ぶ」というのが大切です。
どう選んだらいいのだろう?って決められないのならば、親がアドバイスするのではなく、もう、本人のフィーリングでよし。
親がアドバイスした道を選んだとしたら、うまくいかなかったら親のせいにしてしまいがち。
余談ですが私には姉がいて、両親の望んだ通りの道をずっと歩んでいました。
ところが、社会人になってしばらくしたら突然異変が起こり、そのあとは色々と大変だった。
姉が両親や自分自身との葛藤を乗り越えて、己の道を探すまでにかなり時間が必要でした。
そんな様子を見ていたから尚更、私は息子に好きなようにやってほしいという思いが強いのかもしれません。
本人が自分で決めたのなら「あれ?違ったかしら?じゃあどうしよう」
…ってまた自分で考えるでしょう。
やり直しが必要だったら何度だってできるんです。
最後にひとこと
子どもの悩んでいる様子は、親にとっては我がこと以上に心が痛いもの。
でもね。
とにかく見守る。
サポートを頼まれたら力添えをする。
これに尽きます。
色々あったよね〜〜
ま、結果オーライってことで〜〜