「女性40歳、子育て中、正社員転職」について。別記事で書きました。
毎日、ガシガシ働いていたら。
入社3年後に管理職にしてもらった。そして、現在に至ります。
独身時代、新卒で入社した会社では、5年目くらいに「主任」になりましたが、「班長」みたいなもの。
出産後は、バイトメインの我が就労人生。
40歳で正社員に復活したことも恵まれていましたが、さらにマネジメントをさせてもらえるとは、なんとありがたいことなのでしょう。
運よく業績が向上している時期だったこともありますが、なにより、
- 上司が認めてくれた
- 2002年の入社当事から、勤務先が男女格差のない「実力主義」の企業風土だった
ということのおかげです。
もう少し詳しく「そのステップについて」を書いていきます。
楽しかったから、一生懸命働いた
とにかく、働けることがとっても嬉しく、何を習得するにも楽しくってしょうがない。
前職のときはほとんど経験をしていなかった「営業」も本格的に担当するようになり、
クライアントさんとお話するのも、楽しくってしょうがない。
私が携わっているのが「人材ビジネス」なのですが、この分野がほんとうに好きなんですよね。
一生懸命働きました。
もちろん、日常で起こるさまざまな事象は、ストレスフルなこともたくさんありますが、
それすら、どこか新鮮だったりしたものです。
何事も上司を巻き込む
今でこそ、スマホで会社のメールがチェックできる機能も設定されましたが、当事は会社を出てしまったら、翌日の出社までは、まったく確認ができない状況。
とくに、子育てでほとんど残業ができない私でしたので、
物事を積み残さない。出来る限り上司を巻き込んで必要な情報を共有する。
この点はかなり意識して取り組みました。
上司をつかまえては、常にあーでもない、こーでもない。意見もどんどん言う。
これを、来る日も来る日もやっていたおかげか「見所のあるやっちゃ」と、上司が認めてくれたのかもしれません。
マネジメントのノウハウについては、とにかく場数を踏むのがいちばん
本格的なマネジメントを行うのは、これが初めての経験。
いわゆる「マネジメント How to」については会社で研修をしてくれます。
でもねー。
理屈じゃないのよ。とにかく場数を踏む。
毎日いろんな出来事が起こりますので、ひとつひとつ真摯に対処していたら、いつのまにか「ノウハウ」みたいなものが溜まってきました。
"現場百遍"とでもいいましょうか(笑)
子どもの成長に合わせて、少しずつ「仕事対応可能時間」を広げていく
そうして、充実した日々を送りつつあったものの、子どものお迎えやら学校行事やらで、周囲の方々よりも「対応可能時間」が短いことは否めません。
仲間に恵まれたこともあり「後ろめたい」的な思いをせずに済みましたが、子どもが成長してゆくにつれ、その「時間」を広げてゆくように努めました。
とくに、息子が中学生になって部活を始め帰宅時間が遅くなり、
「あー。これで、かなり仕事に振り向けられる時間を増やせるなー」と思ったものです。
大変なこともたくさんありました
楽しいことばかりじゃなく、もちろんイロイロ悩ましいことも多々。
たとえば、
- ちょっとした行き違いでクライアントさんを激高させてしまったり
- 期待していた部下さんたちが退職して、業務に穴が開いてしまったり
- 尊敬していた上司が突然異動してしまったり
また、子育ても節目節目でいろいろなことが起こるものでして。
でも、「働き続ける」と決めていたので、乗り越えることができたのかなー。
気がついたら、責任者になっていた
そんなこんなで、管理職になって10年目の、とある日。
部門責任者の異動によりそのポジションが「空席」になったこともあり、上司から「ねーさんに責任者やってほしいんだけどなー」と言われました。
このときばかりは、ビビッたなぁ。
子どもはすでに大学生になっていましたので、もちろん、残業でも出張でもなんでもOK…ではありましたが、
数字責任はもちろん、部下さんたちのすべてを背負っていかねばならない。
私にできるのだろうか?でも、やるっきゃない。
せっかくもらったチャンスだから、頑張ろう。腹をくくりました。
すると、ドンドン人脈が広がった
長く勤めていたので、もちろん、社内の人脈もそれなりに増えていましたが、責任者になってからは、参加する会議の場が多くなったこともあり、さらにその「人脈」が広がりました。
その後、企業にはアリガチな組織再編により紆余曲折はあったものの。
なにかと、この「人脈」が多いに助けてくれた。もちろん、私も頼まれたときは力になる。
組織の縦割りとか抜きにして、お互いに助け合える。
これは、いちばんの財産です。
今日の一言
以上、私のキャリアステップについてをご紹介しましたが、
ひとことで言い表すと…
「とにかく、コミュニケーション」
人との対話をつねにやってきた。そして今がある。ありきたりですが、これに尽きるかな。
あとは、「情熱」
情熱を持って取り組めば、道は拓ける。
それが私の就労ライフです。
ここには書ききれなかった「保育園、学童保育、学童終了後」・・・などの"子どもを育てながら働くための支援"をどう利用したか。
また、預かってもらうときに、気をつけたり工夫をしたこと。
「子育て」については、別記事にまとめました。下の「あわせて読みたい」をご覧ください。
お読みいただきありがとうございました。