こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事をしていると、時として業務過多な状況が訪れるもの。
時期的な繁忙だったり、新しいプロジェクトを立ち上げて軌道に乗せるまでだったり…原因は様々あります。
この記事を書くきっかけは、私自身が突然の業務過多に陥ってアップアップしてしまったからでした。
なんとかそれを凌ぐために取り組んでみたこと。
同じような状況の方の参考にしてもらえたら、とポイントを3つに絞ってご紹介します。
業務過多のときに心がけるとよい3つのこと
まずは3つのポイントについて。
- できる限り平常心で、イライラしない
- オーバーフローしそうになったら、周囲にSOSを出す
- その仕事を受け止める相手のことを考える
さらに詳しくお伝えします。
できる限り平常心で、イライラしない
あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ。そうこうしているうちに、さらに突発事項が起こったり。もうテンコ盛り。
気持ちは焦り、心臓もバクバクしてしまいます。
しかし、ここでイライラしてはいけません。さらに焦るばかりです。
できる限り平常心で、とにかくひとつひとつ。最優先の事項から片付けていくことに集中するとよい。
合間に深呼吸をすると、さらに心の落ち着きを保てます。
イライラ防止にはランチタイム活用もオススメ。
忙しいときはつい、ランチも適当に買ってきて机上で仕事しながら片手間に済ませてしまいがちですが、これではリフレッシュにならない。
ほんの30分程度でも外に出て食事を摂る。歩いたり太陽を浴びるだけでも気分転換になって、その後の仕事も新たな気持ちで臨めます。
オーバーフローしそうになったら、周囲にSOSを出す
次々に襲ってくる「やらねばならないこと」
自分自身の感覚で"もうこれ以上無理だー"と思うちょっと手前のところで、とにかく周囲にSOSを出しましょう。
上手く助けてもらえないこともあるかもしれないけれど、誰かが「ここは手伝えそうですよ」と手をあげてくれるかもしれない。何人かが細切れずつでも、時間を融通してくれるかもしれない。
もちろん、上司はそんな部下さんがいたら全力でサポートすべきですが、残念ながらそうでない上司もいる。
とにかく声に出して、具体的に何を手伝ってもらいたいかを伝えるようにすると、誰かが気付いてくれて、力を借してもらえるものです。
その仕事を受け止める相手のことを考える
仕事の内容は、自分が得意なことと不得手なこととそれぞれあります。
不得手なこと、好きでないことだと、「なんでこんな仕事やらなくちゃならないのよ」とネガティブに思ってしまいがち。そうするとさらにやる気が削がれてしまって効率も悪くなってしまう。
そんなときは、その仕事を受け止める相手のことを考えるとよいです。
仕事の成果を待っているひとたち。クライアントさんや、その先にいるエンドユーザーさん。
困っているからこそ仕事を頼んできてくれるのだから、それを助けることも目的。
すると「嫌々取り組む」「こんなめんどくさいことやりたくない」というマインドから、精一杯努めようというマインドに変化できます。
仕事があることに感謝しつつ、無理をしすぎない
長年勤務をしてきて、いろいろなことに対処できるはずだって、つい過信してしまっていました。
自分が弱音吐いてしまったら、部下さんたちもさらに不安になってしまうから、なんとか堪えようって思うものの、このままいったらそれこそ、自分自身が潰れてしまいそうでした。
おこなうべき仕事があることに感謝しつつ、無理をし過ぎない。
業務過多を凌いでいく方法として、ご紹介した3つのポイントが参考になれば幸いです。
いつか落ち着くときがくる
この記事を最初に書いてから半年が経ちました。
アップアップでどうにもならなかったあのときに比べて、大分余裕が出て落ち着いて過ごすことができています。
いちばんの理由はなんだろう?と考えてみると、試行錯誤しているうちに、業務の進め方のひとつずつがよりスムーズになって、チームワークもさらに強固になったと感じられること。
苦しいときをなんとか凌いで、きっといつか落ち着くときがくる。
また色々とかぶさってくることもあるかもしれないけれど、そうしたらまたこの3つのポイントでやっていこう、って心しています。