こんにちは。観葉植物を育てるのが得意な いくみ(@nesan_blogger)です。
我が家の観葉植物はどれも10年選手。とはいっても特別に何か気遣いしているワケではなく、基本は土が乾いてきたなぁと思ったら、水やりする。時々肥料を使う…くらいです。
一方、伸びてきた枝先がショボショボしてきちゃうことがあります。
そんなときに新しい鉢に再生させるやりかた。これもかなり簡単ですが私がおこなっている方法をご紹介します。
観葉植物の枝先を新しい鉢に再生させる
まずは、そのポイントについて。
- いくつかの枝先を剪定する
- しばらく水栽培して根が生えるのを待つ
- 根が生えて定着してきたら新しい鉢に植え替える
さらに詳しくお伝えします。
いくつかの枝先を剪定する
今回は「スパティフィラム」の枝先を再生しました。
ショボショボしてきた箇所をいくつか剪定します。5〜6本が適量。
我が家には花鋏がないので、普通の紙挟でチョキンと切り落としています。
しばらく水栽培して根が生えるのを待つ
剪定した枝先を、コップに水を入れてしばらく「水栽培」します。普通の水道水でOK。3日にいっぺんくらい水を換える。陽当たりのいいところに置いておくとよいです。
1週間ほどすると、根が生えてきました。
失敗してしまうこともあるけれど、根が生えてこないようでしたら、あきらめましょう。
根が生えて定着してきたら新しい鉢に植え替える
水栽培のままでも育ってくれますが、ある程度の期間を経たら(私の場合は、1ヶ月くらいを目安にしています)新しい鉢に植え替えます。
用意するもの:植木鉢、観葉植物用土、鉢底石
植え替えに必要なのが、植木鉢、観葉植物用土、鉢底石です。
植木鉢は家にある適当なものでかまいません。無ければ100円ショップなどで手軽に購入できます。ちなみに受け皿はわざわざ買わなくても、使わなくなったお皿などで代用できます。
観葉植物用土は肥料入りのものがよい。Amazonだと大容量が多いですが、長く置いておいてもさほど劣化しないのでお得です。
鉢底石は必須。排水性や通気性を保ってくれるのと、鉢の中の環境を整えてくれる役割もあります。小分けにネット入りになっている商品もあって便利。
新しい鉢への植え替え
次に、植え替えの具体的なやり方について。
私が今回使った鉢底石はネット入りではないですが、鉢底にまんべんなく広がるように石を敷きます。
その後、土を少量入れる。
水栽培していた葉先をその上に置いて
鉢の8〜9分目くらいまで土を満たす。新聞紙の上でおこなうと、散らかり防止に役立ちます。
植え替え後の注意点
植え替え後しばらく根付くまでは、あまり陽当たりの強いところには置かず、適度に採光がある場所でしばらく様子を見ます。
世話方法も、土が乾いてきたら水道水をやる程度。肥料はしばらく落ち着いてきてから使用することをお勧めします。
半年後の様子
植え替えしてから半年後。葉先が伸びてきたら陽当たりのよいところに置きます。
半年後、最も長い枝が50cmほどの大きさに育ってくれました。
スパティフィラム以外にも、ポトスでも同様に再生することができました。
最後にひとこと
植物も生き物だから、過度に世話し過ぎるとうまく育たないもの。
乾いたら水をやって、育ちすぎて不具合が出てきたら新たな場所で再生してもらって。シンプルにケアをしていくことでよいです。
私は園芸の専門家ではありませんが、そんなふうに育ててきて、みるみる大きくなった観葉植物とともに、毎日の生活を楽しんでいます。
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