こんにちは。旅と温泉好きな いくみ(@nesan_blogger)です。
一泊旅行で伊豆の河津浜温泉を訪れました。
宿は河津浜に面した旅館「海遊亭」
予約方法や選んだプラン、館内の様子、海の幸をふんだんにあしらったお食事など、さっそく紹介します。
「海遊亭」予約と施設情報
まず、今回の旅先を河津浜温泉に決めた理由をお伝えします。
- 河津駅から旅館まで、歩いて5分程度
- 旅館の目の前が海で絶景を眺めることができる
- 金目鯛を初めとした伊豆の海の幸が楽しめる
- 河津七滝巡りをするのにも利便性がよい
「じゃらん」で探して、眺望が楽しめてお食事が美味しそうという理由で、この【海遊亭】をセレクト。
宿泊プラン詳細[河津温泉郷 海遊亭]-じゃらんnetスマートフォン版
私が予約したプランは、「【スタンダード】全室オーシャンフロント/海の幸づくしの一番人気会席で伊豆の旬を満喫」
一泊2食付きで、大人1人27,500円。年末の休暇時期でしたので少しお高めかもしれませんが、立地・景観・お食事とも大満足です。※2019年12月利用の料金
所在地 | 静岡県賀茂郡河津町浜64-1-1 |
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電話番号 | 0558-34-1237(受付時間 10:00~17:00) |
室数 | 全12室オーシャンビュー、禁煙、全館無料Wi-Fi利用可 チェックイン14時〜、チェックアウト〜10時 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
効能 | 神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔症、病後回復期、疲労回復、健康増進、冷え性、リウマチ、神経病 |
アクセス | 河津駅から徒歩5分 |
支払い方法 | 各種クレジットカード利用可 |
ウェブページ | 海遊亭 |
「海遊亭」館内の様子
河津浜に面していて、ロビーから見える景色が素晴らしい。部屋からも同様の眺望です。
河津桜で有名なこの地。ロビーでいただくウエルカムドリンクの茶器や和菓子も、桜のテイストです。
桜のお茶碗は、売店で購入可能。
水平線の向こうには、伊豆七島が望めます。島名の覚え方がなんともユニーク。到着した時は晴天だったので各島が見えました。
年末に訪れたので、玄関はお正月仕様。
チェックインして部屋に行く際には、好きな柄の浴衣をピックアップします。
部屋の冷蔵庫には、人数分のミネラルウォーターがサービス。
大浴場は撮影ができませんでしたが、内風呂と露天風呂が一つずつ備わっています。※夜朝で男女交代制
源泉汲み上げ所は河津川にあります。
部屋は「10畳+広縁」「12畳+広縁」「12.5畳」の間取りの和室3タイプ。私は10畳+広縁タイプのお部屋でしたが、大人3名で十分に広さがありました。加湿器も備え付けられています。(写真に撮り忘れてしまいました)
「海遊亭」お食事
食事は1階のダイニングコーナーでいただきます。
夕食
「海の幸づくしの懐石」どの品も素晴らしいのと、量が多過ぎず程よく満腹になるのが嬉しい。
先付け:トマト豆腐、サーモン炙り寿司、岩牡蠣葱味噌焼き、鮟肝ポン酢など。そのままでも十分味わえますが、アクセントにバハール岩塩(パキスタン産のピンクの岩塩)やスダチも添えられています。
静岡水ワサビの伝統栽培は「世界農業遺産」に認定されているほど有名。新鮮な地元産ワサビをすりおろして薬味に添えます。
先椀:じゃが芋すり流し。ポタージュスープのようなまろやかさ。タピオカが浮かんでいます。
お造り:地元産の伊勢海老、真鯛。マグロ、カンパチ、アオリイカ。どれも甘味がありプリップリです。
伊勢海老の頭は翌朝の味噌汁にも利用されるとのこと。
凌ぎ(献立の中程より前に組む軽食):黒米うどん、揚げ湯葉。お蕎麦のように見えましたが、コシがあってつるっとしたうどんをさっぱりといただけます。
煮物:伊豆の代名詞とも言える「金目鯛」今回のコースでは切り身の煮付けをいただきました。(お刺身は翌朝に供されました)柔らかくて甘くて絶品。骨が抜いてあるのも嬉しいです。
焼き物:寒鰤柚子味噌掛けと季節の焼き野菜。足高(静岡県沼津市)牛のローストビーフ。魚と肉の両方が楽しめます。
食事:ワサビ丼。すりおろしたワサビを食事のために少し残しておいて、おかかと醤油を掛けていただきます。
仲居さんが「高級猫まんまです」と笑っていましたが、なかなかこれが美味い!
デザート:季節のフルーツ(メロン、イチゴ)のジュレがけ。
お酒は「飲み比べ利き酒セット」を頼みました。爽やかな飲み口でお食事との相性も抜群です。
朝食
一方、朝食もやはり海の幸タップリな和定食。夕食同様、程よい量です。
玉子焼き、蒲鉾、ワサビ漬け、お浸し、イカの塩辛、ヒジキの煮物、マグロぶつ山かけ添え、など。
昨夜のお刺身でいただいた伊勢海老頭で出汁を取った味噌汁。ほんのり甘みがあります。
やはりこの界隈名産の一つでもある、鯵の開き。ふっくらとして程よい塩味です。
悶絶金目鯛のお刺身。このまま食べてもよいし、出汁茶漬けにしてもよし。
夕食、朝食とも、すっかり堪能しました。
最後に一言
河津温泉郷は、ここ河津浜だけでなく、様々なエリアがあります。
河津浜温泉には多くの旅館はありませんが【海遊亭】ぜひオススメです。
翌日に観光した「河津七滝巡り」については、別記事で書いています。