保育所に子どもを預ける ワーキングマザーに伝えたい、私が気を付けていた2つのこと

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今年も次年度4月からの保育所等の入所申し込みが始まりました。
私の居住地域だと、一次申し込みは11月中旬までに窓口受付、発表は年明け1月中旬とのこと。

息子が保育所にお世話になっていたのは、今から20年以上前ではありますが、入所前と後にどんなことに気を付けていたか?

とくにお伝えしたいことを2つに絞ってご紹介します。

入所前と入所後、それぞれ1つずつのポイント

手続きの方法や必要な対応などは、自治体によっても異なるのと、私の時代とは変化している点もあろうかと思いますので、ここでは書きません。詳しくはそれぞれの自治体のウェブページや直接相談などで確認いただくとよいです。

では、なにをお伝えしたいか?といいますと、以下の2つです。

  • 入所前:希望する保育施設の決め方
  • 入所後:保護者同士の交流を大切に

さらに詳しく書きます。

入所前:希望する保育施設の決め方

昨今は、待機児童問題が深刻で、なかなか希望のところに入れないと聞きますが、まずは、どの施設に申し込むか?という点についてです。

自宅近くまたは勤務先近く、その途中…etc. 選択肢はいくつかあります。
認可施設に入れない場合は、認可外施設も視野に入れる必要性があるでしょうし、預けられる時間帯や曜日、費用なども大切かと思います。

しかし、一つだけ「ここがポイント」と私がお勧めするのは、「自宅近くである」という点です。

"地域の公立小学校に進学を予定している場合は"という前提とはなりますが、同じ小学校に進学する保育所仲間がいると、親も子も心強いから。というのが、その理由です。

我が息子の場合、残念ながら家族ぐるみで仲が良かった友達の多くは、エリアが分かれてしまい別の小学校に進学しましたが、1人だけ、同じ小学校へ進学する友達がいました。

入学初日から学童保育へ通うことになるので、とにかく最初はその友達と行動を共にするように、言い聞かせておく。
そして、なにかあったら親同士が連携できるので、とても助かります。

入学後しばらくすれば、他の友達もできますが、とにかく入学後数日は子ども自身もとても心細いもの。
どちらかの家に行って、2人して留守番していたこともありました。

ほんのいっときのことかもしれませんが、小学校入学時はワーキングマザーにとって一番の課題。

「出鼻」をくじかれずに済むことが、あとあと長く働くためのポイントなのです。

現在の勤務先のママさんたちから、自宅近くの保育施設に入れず…という話しも聞きますが、途中で空きが出て、転園できる場合もあるようです。

入所後:親同士の交流、つながりを大切に

実際に保育所へ入所した後にもっとも大切だったこと。
それは「親同士の交流、つながり」です。

我が家の場合はとくに、両親や親族もすべて遠く離れたところにいましたのと、当時は大阪府に住んでいたので、関東出身の私にとっては知り合いも全くおらず、何か助けてもらいたいというときは他人に頼るしかありません。

私が勤務先を出るのが17時30分くらいなので、お迎えはいつも閉園ギリギリ。
すると、同じような働き方をしている「ギリギリ派」のお母さんたちと毎日一緒になることが多く、自然と会話を交わして打ち解けることができました。

仕事で疲れて帰って子どもの世話をしつつ、夕飯の支度をするのも大変。
ある時、何人かのママ友と示し合わせて「夜ごはん会をしよう」ということになりました。何しろお互いに時間がないので、こういうことを打ち合わせるのもほぼ即決(笑)

月に一回くらいではありましたが、それぞれの家に順番に遊びに行って、親はおしゃべりに花を咲かす。子は保育所の延長でワイワイと楽しく遊ぶ。そのうち、家族ぐるみで遊びに行ったり旅行したりするようにもなりました。

残業でちょっと迎えが間に合わないようなときは、「ごめーん、ちょっとお宅にいさせてもらっていい?うちの子もいっしょにお迎えどうぞよろしく~」と頼んだり、頼まれたり。

こうした「親同士のつながり」にどれほど助けてもらったことか。
これがなかったら、乗り切れなかったかもしれない…といっても過言ではありません。

もし、なかなか対話の機会がなさそうだったら、保護者会などで、自分から声をかけてみる。
「子どもを預けて働く、という生き方」をしているので、どの親御さんとも、ある意味考え方も似ていて、親しくなりやすいとも言えます。

また、大切なのは「お互いに助け合う」ということです。どちらか一方ばかりがヘルプすることになってしまったら、うまくいきません。

幸い、私はこうしたママ友、パパ友たちにも恵まれました。
卒園後も交流は続き、我が家が関東に引っ越した後も遊びに来てくれたり、こちらも関西に遊びに行ったり。
20年以上経った今でも、親同士だけではありますが、年賀状のやりとりをしています。

保育所は長ければ6年間近く通うことになる。
ぜひ、親同士の交流とつながりを築いていくことをお勧めします。

今日の一言

子どもを預けて働き続けるためのコツ。
私の経験から特にお伝えしたいことを、ポイント2つに絞って書きました。

ちなみに、当時のことを今の息子に訊ねてみると「そうだったけかな〜覚えてねーなー」
おいおい(笑)

ワーキングマザーさんたちにとって、なにかの参考になれば幸いです。応援しています。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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