大型の台風が接近しているようです。
首都圏近辺に最接近すると予測されている日に、我が勤務先チームは、どうしても業務をおこなわなければなりません。
日頃、非常時訓練などで形式的におこなっていることも、スッカリ忘れてしまっている。
あらためて必要な対策や、非常用設備の確認をすることにしました。
今回は、そんなお話です。
宿泊先の確保
帰宅困難になってしまった際に備えて、近隣ホテルの部屋をいくつか確保。
ネットで検索しているとなかなか見つからない。ヒットしたとしても、必要事項を入力しているうちに予約が埋まってしまうこともあります。
試しに、ターゲットとしていた先に電話を掛けてみたら、スンナリ予約ができました。
ホテルの係りの方が「問い合わせが立て込んでいます」と言っていたので、キャンセルが増えたのかもしれません。
非常用設備
万が一、停電や断水となってしまったときのために、設備の確認をします。
非常用電源
電気が通っていないことには、仕事になりません。とくに、PCの稼働は必須。
私の勤務しているオフィスビルには、BCP(Business Continuity Plan)電源が備えられており、マニュアルをプリントアウトして、その手順やネットワークの接続法などを確認します。
電源のケーブルが保管されているところ。
ケーブルを接続する方法。
そこにPCを繋ぐ方法。
実際に試してみることは出来ないので、指差し確認です。
フロアのセキュリティドア開放
非常用電源があっても、ビル全体の電気が復旧するわけではありません。
いちばんの懸念は、フロアから通路に出るためのセキュリティドアが開閉できなくなること。
止むを得ず開放しっぱなしにしておく必要があります。
セキュリティ上の不安がありますが、外に出られなくなることの方がリスクが高い。
ドアにストッパーがついているので、これで開放を固定すればよし。
非常用品の確認
各フロアに設置されている「非常用品」のチェック。
おそらく一番使う可能性がありそうなものが、懐中電灯です。
防災ラジオ付きのものが備え付けられているので、実際に点灯するか試してみて、予備の電池有無も確認します。
水のペットボトル
水のペットボトル。飲むだけでなく他の用途で使う場合もありそうなので、できれば常温のものがよい。
お店でも品薄が起こっているようですが、なんとか数本調達できました。
ビル管理担当者との連携
自分たちのフロアのことは概ね整えた。
一方、ビル全体でどんなことが起きるかは予想がつきません。
警備室に24時間常駐している、ビル管理担当者にも、当日何かあったときのためにケアしてもらえるよう、依頼をしました。
最後にひとこと
できれば業務対応をせずに済めばよいのですが、諸事情によりそういうわけにもいかず。
一部の業務が在宅ではおこなえないものもあるため、メンバーさんたちに出社をお願いすることとなってしまいました。
台風による影響が無いことを祈りますが、みんなが無事に過ごせるといいな。