新しいボスと仕事をしています。
前のボスと合意していた重要な事項について、そろそろ対処の時期。
とりあえずメールで進捗確認をしてみると「は?何も引き継いでいないんだけど」との返答。
えーーっ。あり得ないでしょ。
悶々としながら週末を挟んでしまいましたが、会って再度確認したら何なく解決。
今回はそんなお話です。
メールやりとりは、やはり限界がある
この事案に気付くのが遅くなった自分もいけないのですが、焦りが募ります。
生憎、新ボスは出張中。
"かくかくしかじか"メールに書いてみたところ「(前任者から)何も引き継がれていないし、知らないなー」と短文が返ってくる。
忙しいのでしょうし、仕方ない。返信くれただけでも良しとしよう。
とはいえ、このメッセージだけだと、事案の行方が迷走しかねない。
私は部下さんと「必ず実施するからね」と約束している。反故にするわけにはいきません。
残念ながら、明確な回答を得られずに週末を迎えてしまいました。
どうしよう。
その後の休暇中にも、気になって仕方がありません。
引き継ぎの是非を問うても、意味がない
前任者から後任者への引き継ぎ。
これはシッカリおこなわねばならぬ、というのが私の信条。
しかし、自分が引き継ぐ場合だけでなく、他者が引き継ぐことに委ねることも多い。
「引き継ぎについての使命感」は残念ながら、担当者によって温度差がまちまちなのが現状です。
今回だと、前ボスに「必ず引き継いでくださいね」と念押しして「わかった、わかった」と聞いていたのに、実際にはそれが適正に機能していなかった。
引き継ぎしたんですか?引き継がれたんですか?と、新旧ボスたちにその是非を問うたところで、残念ながら何も意味がないのです。
とにかく、今起きていることは、新ボスにこの事案を承認してもらうということ。
そこに注力します。
直接の対話は大切
週明け。
多忙なボスを捕まえるのは至難の技なのですが、もうここは、メールで済ましている場合ではない。
スケジュールを見たら昼頃に会議が終わるようだ。
突撃するしかありません。会議室の前で「出待ち」です。
程なくやってきた我がボス。
ここでしかめっ面をしたら上手くいかない。極力作り笑いを浮かべ「すみません、先週の件なのですが…」と切り出してみます。
すると。
「あ、それね。手順がよくわからないので、事務方に確認してどうぞ進めてください」
おいおい。それならそうと、メールに書いてくれよ…と心の中でイラっとしつつも「ありがとうございますっ」と"作り笑い"から"満面の笑み"に切り替えます(笑)
どんなに多忙な相手であっても。
直接の対話は大切なのだと、あらためて悟りました。
今日の一言
メールは便利だけれど、字面だけで上手く理解ができず、あらぬ誤解を自分の中で妄想してしまうこともありがち。
会って話す機会を作らないことには、真の目的が果たせないのよねー。
とりあえず対話することができて、ボスに感謝です。