とある休日。我がチームは業務対応が発生しており、何名かのメンバーが出社していました。
すると、不運なことに通信回線のトラブルが発生。
何か起きていないだろうか?と、出来る限りこまめに携帯電話チェックに努めていたものの、たまたま自分が見ていない時刻。
トラブルって、皮肉にもそういうときこそ起きてしまうものです。
どうしたらよいのだろう?
あらためて考えてみました。
「気をつけていよう」と思っていても、それだけではどうにもならず
このトラブル。
たまたま気付いたシステム管理者が、自宅にいながらにして遠隔で指示を飛ばしてくれて、復旧ができました。
しかし、肝心の私は気付かず、翌日になってやっと事態を把握したのです。
発生当時、担当者が電話をくれていたのに、出れずに終わってしまった。
申し訳ないなー。
「気をつけていよう」と思っていても、それだけではどうにもならないんですよね。
休日に緊張状態でいるのは、難しい
以前、やはりトラブルが発生したときにリーダーと話し合いをしました。
「私たち、休みの日も緊張状態でいなければならないでしょうか?」
確かに、そうだ。
何かが起きるかもしれない…と、常に気を張っていたら、休んだことになりません。
責任者である私がこまめにチェックすることで良いから、と思ってみたものの、結局自分も何もできず。
事象が起こってしばらくは、より注意深く…という意識が働きますが、そのうちにまた元の状態に戻ってしまいます。
「こんなことが起きたときは」と、ポップアップで見られるようにしておく
悩ましいなー。
システム管理者に声をかけます。
「昨日は迅速な対応をありがとう。今後こうしたことが起きたときは、どうすればいいかな?」
すると、アイディアを出してくれる。
「『こんなことが起きたときは、こうしましょう』という掲示を作って、みんながPCを立ち上げたときに、ポップアップが出るようにようにすると良いと思います。システム管理者でなくても、今のシステムだと、各担当者で対処できる方法があるので」
そうだったのねー。
ソモソモのところから、よく分かっていなかった私。
確かに、近頃のシステムは優秀で、かつ、より簡略な作りになっている。
誰か特定の人が常に身構えておくのではなく、業務当事者みんなが毎日意識して、いざトラブルが起きても容易に解決できるようにしておく。テクノロジーも強い味方になってくれるのです。
今日の一言
トラブルというものは、予期せずにやってくる。そして、トラブルの起きない世界…というのは現実には有り得ない。
また、そのケースもさまざまで、ひとつ予防策ができたからといって、すべてに共有できるとも限りません。
とにかく、起こりうると予想されることに、誰もがすぐに対処できるようにしておけば良い。
つい、「自分だけで解決しよう」と力んでしまって、気付けなかったことに反省です。