職場で新たなプロジェクトに取り組んでいます。
今までおこなったことのない、ちょっと難しい分野。たまたま時を同じくして新管理者として就任した部下さんに、プロジェクトリーダーを任せることにしました。
そんなときに責任者の私が気をつけていること。今回はそんなお話です。
難しいテーマでも、ひとつずつ
新リーダーはとても張り切ってくれています。
でも、もともと抱えている業務もあって、そっちもこっちもテンコ盛り。
休みの間にも、じゃんじゃんメールが飛んでくる。
その心意気に、敬服。
ちょっと慌てていることも多くて、メッセージを受け取る側もどれがどれやら分からなくなってきた。
「ねーさん、分かりづらくてすみません、どうすればいいでしょうか?」とSOSが来る。
私は伝えます。
難しいことも多いけれど、とにかく、ひとつずつひとつずつやってみようよ。
一人で抱えなくていいんだから。サポートするから。
ありきたりのことかもしれないけれど。そんな声掛けでヒントになったら嬉しい。
でも、手順を決めるのは、プロジェクトリーダーである彼女です。
色々なアイディアが浮かんでくる
試行錯誤しながら、こんなアイディアそんなアイディア、リーダーのなかでも色々と浮かんでくる。
ただ、それを実行するためには、会社の体制だったり経費だったり、外部との契約だったりが伴う。
やはり、リーダーから相談がきます。
「どの選択肢がいいでしょうか?」
私もそれぞれの可能性を考えてみる。結局一番シンプルな方法を選択することにしました。
あなたのアイディアって、とっても尊いから。
でも、全てが実現可能なことばかりじゃない。社内でこの分野が得意な人も居そうだから助けてもらおう。
交通整理は私がするからね。
ここはリーダーに責任を負わせるべきではないこと。
決めるのは私です。
責任者はとにかく「黒子」に徹するべし
まだまだ課題山積な新プロジェクト。
どうやって役割分担をすれば良いか、私なりの考えをまとめます。
- プロジェクトの手順はリーダーに任せる(あまり口出しをしない)
- サポートが必要なことがあれば、手助けする
- 社内でその知見を持っている人もいるだろうから、遠慮なく頼る
- 最終的な責任は自分が取る(部下に押し付けない)
部門責任者は「黒子」に徹して、出ていくべき時がくれば対処すれば良いのです。
なんだかエラそうに書いちゃっていますが、実際に私はこうやって仕事をしているので。
あと、部下と上司とでお互いに「志」を共有していれば、何事も解決できる…というのも、私の信条です。
今日の一言
プロジェクトスタートまでに、あともう2週間ほどしか無い。
とにかく落ち着いて、落ち着いて。
どうせ、全部上手くいくし。
そんなふうに、自分にもメンバーにもハッパをかけつつ、進めてゆきます。