「必要な情報はすぐさまシェア」 円滑なコミュニケーションのために、川の流れのように伝えていくことが大切【女性管理職の仕事日記2019.7.22】

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業務上必要な情報。

入手した人が関係者にその都度共有することが望ましいですが、それを持っている人の習性によっては、自分だけで抱えてしまったり、必要な人に届けていないこと起きがちです。

今回は「円滑なコミュニケーションのために、情報を止めない」ということについて書きます。

ちょっとしたことでも、伝えておくと誤解が生じずに済む

職場で起こった出来事。担当者が相次いで私のところに相談にきます。

私は基本的には「自分だけで抱えない」主義なので、質問されたことについて可能な範囲で説明することにしています。

すると、

「そうだったんですねー。同じ社内なのに知りませんでした。もっと風通しをよくしたいですね」
「その後、リーダーから説明がなくて、不安になってしまいました。状況が分かって安心できました」

内容を聞くと、そんなに複雑な課題ではなくて、どちらかというとシンプルなもの。

ちょこっとした情報でも「すぐさまシェア」をしておけば、無用な不安や誤解を生じさせずに済むのに。

それぞれの上長は、「かかえてしまうタイプ」のようです。

まずは第一報だけでも出しておく

現場のリーダーだから、業務に追われて忙しい。
だからつい、かかえてしまいがちなのだろうけど。

逆にそれが非効率の原因になってしまったりするのだから、どんどん出していけば、溜め込まずに済む。

まずは第一報だけでもいいので、メールで関係者に送っておけば、数分しかかかりません。

ちょっと気をつけるだけで、物事が円滑にできる。
やらない手はないです。

「必要な情報」とは、川の流れのように伝えていく

必要な情報というのは、川の流れのように伝えていくように心がける。

堰き止めてはいけないのです。

管理職である私は、職責上さまざまな情報を得る立場にあります。
なんでもかんでも出せばよい…というものではありませんが、業務に関わりあると思われるものは、惜しみなくシェアすることにしています。

もし、私だけが知っていたまま、例えば急に病気になってしまったら…誰もそれを知りえることができない。
仕事というのは、それでは回りません。

「素早く流す」
少し大げさかもしれませんが、ある意味「危機管理対策」でもあります。

もちろん、出すべきものと、出すべきではないものを選り分ける。
ここは「勘どころ」が必要です。

特に、「人」にまつわるもの。ここはぜひ慎重に取り組む。
それ以外は、たいてい共有しても問題ないと思います。

今日の一言

仕事をしている私達は、時間にも追われている。

だからこそ、必要のない「詰まり」をひとつでも少なくすることが、業務効率にとっても、コミュニケーションにとっても、大切なんだよねー。

川の流れのように。
サラサラと仕事が進んでいくと、気持ちがいいものです。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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