こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
長年管理職をやってきても、いつも悩みが尽きないのが「人間関係、コミュニケーション」について。
そんな惑いに応えてくれる本に出会いました。
心理学講師・山本 千儀さんの『「他人に振り回される私」が一瞬で変わる本 相手のタイプを知って“伝え方”を変えるコミュニケーション心理学』
ご紹介します。
「人の悩みの8割は人間関係にある」
本書の”はじめに”で書かれてあるフレーズがまず、パッと目に飛び込んできました。
【人の悩みの8割は人間関係にある】
仕事をする上で「どうしたらいいのだろう?」「何が上手くいかないのだろう?」と壁にぶち当たるのが、常に「人とのコミュニケーション」についてだと、長年痛感してきたから。
言い換えれば、本書のタイトルのとおり人に振り回されてしまっている、ということなのだ。
では、振り回されないためにはどんな考え方や向き合い方をするといいのでしょう?
そのための道標となってくれるのが、まさにこの1冊です。
他人に振り回されないための考え方や向き合い方
例えば
- 人の気質には3つのタイプがある(具体的に、自分の気質を知るためのテストも用意されています)
- それぞれのタイプに応じてのコミュニケーション法
- 良好な職場環境には心理的安全性が大切
そして、
- 人間関係に疲れてしまった時の対処法
- 最も近いけれど最も遠いかもしれない、親子関係
…など。
図解やイラストも交えて順を追って解説してくれます。
著者のかつての経験が元になっていることが、心に響く
一方で、単なる理論や形式的なガイダンスでは、なかなか理解ができないこともありがち。
本書は、著者のかつての経験:幼少の頃の辛い出来事、客室乗務員としてたくさんのお客様と接してこられた中で得られたこと、心理学講師として学んで教えてこられたこと。
そうした点に裏打ちされたノウハウが、とても心に響きます。
書かれていることを一つ一つ受け止めて、自分の状況に合わせて実践していけば、きっと”他人に振り回されない自分”にあらたに出会えるに違いありません。
最後にひとこと
私のように「人とのコミュニケーション」に長年悩んでいる人へ。
ぜひこの本を”道標”として、活用していただきたい、オススメの1冊です。
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