我が職場のチーム。それぞれにプロジェクトを推進していますが、ときには業務負荷が膨らんでしまい、なかなか効率化ができないこともあります。
業務手順の複雑さやら、クライアントさんからの度重なるリクエストやら。
業務は生きているから…なかなか悩ましいことも多いです。
今回は、そのことについて書きます。
思いつく策を講じる
必要な策は何だろう?
リーダーと協議しながら、思いつく策を実施します。
アサインメンバーの増員、手順の簡略化…etc.
しかし、業務状況は常に変化にさらされるので、想定外のことが起こって追いつかないこともしばしば。
人間と同じで、業務も生き物。そんなふうに痛感します。
電子化できることは費用をかけてでも取り組みますが、新しいシステムというのは、導入当初は何かとトラブルに見舞われがち。
これを抜けたら安定稼動できるはずなのだけれど、それまでのメンテナンスがなかなかにハードです。
コミュニケーションを密にする
そうした状況が続くと、メンバーそれぞれのメンタリティも疲弊してきてしまう。
できる限りコミュニケーションを密にして、いつもより注意深く連携を図っていきます。
なのだけれど、問題が次々に発生する。
「とにかく業務の質を常に保たねば」
と高い志をもってくれているみんながありがたい。
でも、時には志をちょっとばかり緩めてもいいんだよ。と声をかけてみます。
では、私ができることは?
とうとう、あるメンバーに業務が集中してしまいSOSがきました。
他のメンバーも決して手が空いている訳ではないのだけれど、とにかく数日は他メンバーに振り分けるしかない。
「ごめんねー。今週はいつもより15分早く出社して、日々の立ち上げ対応を彼女に代わって牽引してくれませんか?」と頼んでみます。
「分かりました」と返事をしてくれたその表情にも、苦渋がみなぎっている。申し訳ないなー。
私自身は全体の管理者ではあるものの、業務実施者としてはほぼ戦力にならず…情けないのですが、たちまち私ができることと言えば。
自分も15分早く出社する。そして、様子を見守る。
相談事が発生したら、直ぐに対応できるようにしておく。
みんなが協力しあってくれているのに、自分だけのうのうとしているワケにはいきません。
今日の一言
「業務は生きている」から。
機械的に捌けることばかりではない。
そこに人の手があって、人の智があって。成り立つものなんだよね。
効率化といっても、一朝一夕にいかないことも多い。
だからこそ、お互いに寄り添って力を合わせて、困難を乗り切ってゆこう。