【ビジネス文を書くコツ】理論もさることながら、良文をお手本に「真似て書いて」の繰り返しが大切

広告

職場の某メンバーさん。一年ほど前に入社されましたが、ポテンシャルが高くめきめきと頭角を現し、今ではチームの要となって活躍してくれています。

一点、少々ニガテとしているのが「作文」
以前は接客業中心だったとのことにて、なにしろあまりビジネス文作成に慣れていない。

現在はメールや報告書を書く機会がしょっちゅうあるものの、やや唐突であったり言葉足らずであったり、その文面を見ていて、ハラハラしちゃうこともしばしば。気づいたときにはアドバイスをするようにしています。

とある日。

ちょっとしたクレーム事例が発生し、社内報告を挙げてくれたのですが「なにをいわんとしているのか、さっぱりわからん」と、報告先の責任者から一蹴されてしまった。
たしかに「誰が、なにを、どうして、どうなったか」が網羅されていません。

上長であるリーダーと相談します。

すると、リーダー氏
「文書作成について、あらためてトレーニングをしなければと考えています。
ロジカルシンキング、ロジカルライティング、報告書リテラシー…etc.」

おーーーっと。ワタシのニガテなコトバが次々飛び出してくるよー。

確かにさー。理論も大事だとは思うけど。
良文をたくさん読んで、真似して、場数を踏んでゆく・・・ということでいいんじゃないの?

ワタシも以前「ロジカルなんちゃら」「なんちゃらリテラシー」とか、研修で受けたことあるけど、
自慢じゃないが、なーーんにも覚えてないもん。
それより、とにかく読んで真似して読んで真似して。そして、つねに読む人の気持ちによりそって書く。
これを一生懸命繰り返していったら、なんとかうまくできるようになるってもんだ。

そう反論したら、リーダー氏、黙っちゃった。

理論好きなリーダーと、現場百遍主義(笑)のワタシ。なかなか会話がかみ合わない。

とにかく場数を踏む機会を、出来る限り多くメンバーさんに持ってもらうとしよう。

Youtube

一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ランキングに参加中!
にほんブログ村のランキングに参加中です。下のバーナーをポチッと押して、応援いただけると嬉しいです。
にほんブログ村 転職キャリアブログ キャリアへ
にほんブログ村

ご提案・ご依頼を受付しています
この記事について、または「ねーさんらいふ」運営者へのご提案・ご依頼を受付しています。

広告

この記事を書いた人

アバター画像

いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

→詳しいプロフィールはこちら

→メルマガ登録はこちら