職場のチームに、名古屋勤務のメンバーがいます。コミュニケーションはどうしてもメール中心になってしまいますが、彼女のメールはいわゆる「紋切り型」で言葉足らず。しかも、自分の用事があるときしかレスをしてこないタイプのお方。
距離が離れているので尚更難しくなってゆきます。
近々、あるイベントがあって、その出欠確認の案内をしていたのですが、しばらく音沙汰ないと思ったら唐突にぴろーんと返信が来「大阪で出席します。」
は?なんのこっちゃ?なんで名古屋にいるのに大阪?意味不明。
「なんでそうなるの?」と返信すると、「了承してもらえないならもういいです。それならそもそも案内なんかしていただかなくて結構です。」っと、なんやらお怒りの様子。
ほとほと困ってしまいました。そんなとき…。
師匠の教えを思い出した
以前のワタシだったら、ここで決裂(笑)していたところでした。しかし、最近はありがたいことに色々なお師匠さんたちから気づきをたくさんいただくことができ、
“そういうときは、ニュートラルになって考えましょう”という師匠の囁きが空耳で聞こえて来(笑)
一旦、冷静になって、”ニュートラル”に考えてみました。
そもそも、今の部署はアレコレ統合されたツギハギ組織で、そういや、彼女も今年の1月に前組織から統合されたメンバー。前は別の子会社にいたから、今の会社でのイベントは初めてだったんだ。ということを思い出し、前の子会社のことを良く知っている別のチーム員にあらためて訊ねてみました。
すると、前は東京か大阪のいずれかの拠点に参集していたとのこと。
感情的になってはいけないのですよね
月曜日の朝、ただでさえわちゃわちゃしているときに意味不明のメールがきちゃったので、つい、感情的になってしまったと反省。
お相手もなかなか”難しいお方”ではあるにせよ、だからこそ、もう少し下調べてからレスすべきでした。
確認不足であったことをお詫びし、大阪ではなく東京本社で参加してほしいとあらためてこちらから依頼をさせていただきました。
ありがとうございました、と返信がきた
そもそも、”聞く力”も足りていなかったです。メールだから読む力?かもしれませんが、メールを通じて”聞くこと”という心がけも大切なのですよね。難しいもんだ。
しかし、その後彼女から「色々とありがとうございました」とレスがきて、やれやれ、一件落着。
途中モヤモヤが満載でしたが、おかげさまでスッキリできました。
本日の一言
「ニュートラル」と「傾聴」
コミュニケーションにはとても大切なことだと、あらためて気づかせていただくことができました。
”難しい名古屋のあなたへ”とりあえず(笑)サンキュ。
「ニュートラル」を教えてくださった師匠の樺沢紫苑先生のご著書はコチラです。