「通勤電車は辛い」
多くの方々がご苦労なさっていると思います。
ギュウギュウだし、人々は殺気立っているし、確かに辛いことは多い。
しかし私は通勤電車が好きなのです。なぜか?
その理由と日々の取り組みについてお伝えします。
朝の電車は、エネルギーがみなぎっている
そもそも「電車という乗り物が好き」かつ、「人々の動いているさまを見るのが興味深い」の私ではありますが、
朝の電車。
通勤や通学、その他お出かけされる方々の、エネルギーがみなぎっています。
「さあーっコレから一日が始まるぞー」といったパワーの集合。
やや戦々恐々感も否めませんが(笑)そのなかにいると、自分も力が湧いてくる。
逆に、帰りはお疲れモード。ですが、ここでグッタリとせずに、読書などで気持ちの切り替えを図ると、帰宅してからより、リフレッシュができたりします。
1人で集中できる時間
現在の勤務先まで、車中で過ごすのは往復2時間30分。「1人で猛然と集中ができる時間」です。
週5日勤務なので、1日2時間30分、1週間で12時間30分。
年間の勤務日数が240日少々のため、1年間で600時間。
帰宅後にこの時間を捻出しようとしても、とかく家事や雑事に追われがちなので、難しい。
この「2時間30分」が貴重なのです。
しかも、幸か不幸か、そのほとんどが「立ちっぱなし」なので、うたた寝している暇もありません。
SNSで友人とやりとりするのも楽しいし、iPhoneでブログを書いたり、読書や勉強をする。
人の話し声が聞こえると気が散ってしまうので、ウオークマンで好きな音楽を聴きながら。読書や勉強のときはインストゥルメンタル(曲だけの音楽)を流すとリズムに乗れます。
隙間が少なく本があまり開けなかったり、揺れでぐらついたりはしますが、ギュウギュウだと、なぜか集中力が増しちゃう。「火事場の馬鹿力」とでも申しましょうか(笑)
たとえば、以前に受検した「TOEIC」もそんなこんなして、乗り切ったものです。
※参考:TOEIC受検の最高スコア→750点
「多摩川」を渡ると、スイッチが切り替わる
また、私の自宅から都内の勤務先に行くのには、県境である「多摩川」を渡る必要があります。
これが、不思議とオン⇔オフのスイッチとなるのです。
行きに渡ったら「仕事モード」
帰りに渡ったら「リラックスモード」
長年使っているルートゆえ、コレが脳に刷り込まれている。
時々、こんな景色を眺められるのも嬉しい。
苦手な点も、もちろんある
と、「通勤電車のいいところ」を書いてみましたが、もちろん、苦手なことや、不愉快になることもあります。
- 詰め込まれ過ぎて、まったく身動きが取れなくなる(主に、電車遅延等のトラブル時に多い)
- 車内で揉め事が起る(「荷物がぶつかった」だとか、「音楽がウルサイ」とか。自分が巻き込まれることもある)
- 帰りが遅い時間になればなるほど、酔っ払いが増える(しかも、車内が酒臭い・・苦笑)
…etc.
ま、仕方ない。
最後にひとこと
なにせ、もう35年もヒタスラ繰り返している通勤。電車とのお付き合いの歴史も長し。
生活の一部といっても過言ではない。
「ムダな時間」ととらえてしまったら、もう、それだけで撃沈となっちゃうから。
より有意義に過ごせるようにしたい…と思った末の「理由と過ごし方」なのかもしれません。