2018年の夏もいよいよ終わりに近づきつつあります。
本日8月30日に訪れた、湘南の海や店じまい間際の海の家もどことなく秋の気配。アイキャッチにしました。
この時季をあらわす「晩夏」、8月中旬から9月上旬までくらいを指すようですが、お盆を過ぎると「初秋」という解説もあります。
どこからどこまで…というきっちり分けることじゃなしに、暑かったり涼しかったりなこの頃なので、勝手に「晩夏&初秋」と解釈(笑)これがしっくりきます。
この季節らしい漢字。どのようなものがあるのだろう?
季語を調べてみました。
秋麗(あきうらら)秋のよく晴れた日をいう。
鰯雲(いわしぐも)鰯の群れのように空に広がる雲。
啄木鳥(きつつき)餌を採るときの木を叩く音と目立つ色彩が、晩秋の雑木林などで印象的。
落鮎(おちあゆ)鮎は九月から十月頃産卵のため下流へと下る。その頃になると腹は赤みをおび鉄が錆びたような色になる。
蟋蟀(こおろぎ)草地や暗いところ、家の片隅など身近なところで鳴く。蟋蟀の鳴くのを聞くと寂しく、秋の風情がしみじみと感じられる。古名はきりぎりす。
紅黄草(こうおうそう)マリーゴールドの名で知られている。五月から十月にかけて黄色や橙色の二センチほどの花をつける。
狗尾草(えのころぐさ)全国どこにでもみられるイネ科の植物、ねこじゃらしともいう。晩秋になると葉も紅葉して美しい。
葉鶏頭(はげいとう)ヒユ科の一年草。茎は一~二メートルほどの高さになる。秋、茎の上部の葉が、赤や黄、紫紅色に色づく。
ー「きごさい」ネット歳時記より引用
以上はほんの一部とはなりますが、晩夏から秋にかけて…というニュアンスが、そこはかとなく漢字からも伝わってきます。
いよいよ9月が目の前です。