東京都美術館『ボストン美術館至宝展』を鑑賞しました その後、感動の語り合いも楽しい

東京都美術館「ボストン美術館の至宝展」ポスター

音楽や絵画が好きです。何十年、何百年を経てもその作品に込められたメッセージを受け取ることができる。芸術とはほんとうに偉大です。色々なジャンルの音楽ライブにもよく行きますが、美術館にもよく行きます。お師匠さんの精神科医・樺沢紫苑先生が『美術館で各々好きに鑑賞した後、みんなでその感動を分かちあおう。絵画の背景にある精神世界を解説します。』というイベントを企画されたのが、今年4月の『ブリューゲル・バベルの塔 展』。とっても感激して、二回目をやりましょう~!と先生にご提案し、『ボストン美術館の至宝展を鑑賞する会』として、ありがたいことにワタシも幹事のハシクレを務めさせていただきました。

ボストン美術館

コチラは、世界最大の”私立MUSEUM”。多くの著名美術館がその国や公的機関の支援を受けているようですが、ボストン美術館は純粋に民間の篤志に支えられ発展している美術館なのです。ゴッホ、モネ、セザンヌ、ルノワール…といった印象派代表格の作品はもちろんのこと、ボストン美術館とハーバード大学による共同発掘調査の成果による古代エジプト美術や、中国・日本の古美術品、アンディ・ウォーホルやホックニー…といったアメリカの現代アート。時空を超えて、大陸をまたいで、さまざまな展示セクションが繰り広げられている、秀逸の美術館です。今回の至宝展では、そのなかでも選りすぐりの名作を集めた、まさに、至極の作品展となっています。

英一蝶の”涅槃図”

1713年の作品。後にボストン出身の富豪が買い取り、美術館に寄贈されたとのこと。このたび、約170年ぶりに本格的な解体修理が行われ、初の里帰りを果たすに至ったとのことです。

英一蝶「涅槃図」

仏様の逝去を悼む人々や動物たち。これほど巨大な一枚の画にすべてが網羅されている、まさに、俯瞰。樺沢先生から教えていただいたのですが、この、”俯瞰”というのは日本人特有の能力。日本人はまさに、Generalistなのですよね。

そして、ゴッホ

”ひまわり”の、ゴッホさん。お恥ずかしながら、印象派の超代表選手…くらいの知識しかありませんでした。しかし、ゴッホの人生は波乱万丈、諸説によるとメンタルに問題をかかえていたようです。それが作風にも顕著に出ている。樺沢先生からやはり教えていただきました。今回”初来日”した、ムーラン夫妻それぞれの肖像画。ゴッホの数少ないお友達だったようです。ご主人のムーランさんの画はスッキリした感じにまとまっているのですが、奥様のムーランさんの画は、すべて、輪郭が黒い縁取りをされているのです。「自分との境界」を明確に示す必要があった。それが、その当時のゴッホの精神世界。ご本人の苦難に思いを馳せるとちょっと切なくなってしまいました。ですが、ムーラン夫人の画が、”ひまわり”と同じように色彩がくっきりと鮮やかな点に惹かれてしまい、ポストカードと額縁をお土産に買って帰りました。あらためて見ると、本当に縁取りが黒い。

ゴッホ「ムーラン夫人」のポストカードと額縁

気付き

絵画鑑賞と、その背後にある精神世界。樺沢先生のイベントは本当に深い感動をいただけます。

樺沢紫苑先生の「ボストン美術館展」解説

次回、第三回目は、10月に同美術館で開催予定の、まさに、ゴッホ展。ますます美術鑑賞が楽しみになってきました。

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ねーさん(ikumi3)
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☆炎の会社員&LIFE SHIFTブロガー☆

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30数年会社員まっしぐら。しかし、定年まであと数年…今後のLIFE SHIFTを目指しさまざまな学びにチャレンジしています。このブログでは、私のそんな思いや実践を、同じ世代の方々や、その後ろの、背中にいらっしゃる世代の方々にお伝えしたいです。→詳しいプロフィールはこちら