いろんなことにチャレンジして、新しい人たちに出逢いに行って、心身フル回転。
充実感満載なのだけれど、気付くと自己肯定感がダダ下がりになっている…そんなことってありませんか?この記事を書いている直近2年近くの私は、まさにこのループにハマっていました。
では、どうすれば良いでしょう?
私がやってみて効果アリと思えたことをシェアします。
自己肯定感ダダ下がりなときに、やらないほうがいいこと
先駆けて「やらないほうがいいこと」について。
一番大切なのは、人と比べないことです。
なーーんだ、そんなこと?と思われるかもしれませんが、昨今ホント数多の情報がSNSやインターネットを介してドワーーッと押し寄せてきて
自分は出来ていないことが、あの人は出来ている…てなことを望まずしても認識せざるを得ないこと多々。
じゃあ、SNSやネットを見なければいいじゃない。と思ったところで、嫌なんです。見たいんです。
ですから情報の洪水に瀕したとしても「人は人、自分は自分」って徹するのが良いです。
ジワる出来事を記録
そこで有効なのが「ジワる出来事を記録」すること。
具体的には以下のような点です。かなりお恥ずかしいこともありますが思い切って書きます。
拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』が重版になっていない。重版しなかったらオワコンみたいなことも言われる中で→発売から1年半経っても書店さんに置いてもらっているのを見てジワる
胃癌に罹った。え?私ヤバいかも?→幸い、初期で治療ができて主治医から「これをもって卒業」と言われてジワる
研修講師を目指しているも「あなたの話し方はおかしい」と先輩から指摘される→研修エージェントさんから「いくみさんの講師ポテンシャルは素晴らしい」と言われてジワる
Facebook投稿、ここのところ上手くいかずに悩む→我がオフィスから眺めた東京湾と中秋の名月の写真に、たくさんの人たちがいいね!やコメントをもらってジワる
おそらく
「どうせ、私なんて」みたいな思考に凝り固まってしまっていたことが、逆に小さなことでも承認してもらってことのほか嬉しくて。
こうしてブログに書き留めるだけでも幸福感が増します。
何が自己肯定感を下げていたのか
続いて、実際に私の自己肯定感が下がってしまった原因を振り返りますと
むしろ逆に栄誉でもあるのですが、2023年4月に初出版し著者としての社会的使命を負ったことです。
私の60年人生の中でも最大の出来事、ありがたいことこの上ありません。
なのですが。
前段落でも触れたとおり、重版になっておらず「売れている」とは言い難いこと。もちろん拙著への私自身の思い入れは莫大なのですが、世間的な評判としてはおそらくまだまだなんですよね。
そして、その後にチャレンジした講師デビューも果たせていなくて、なんとなく”役立たずな自分”という思考に陥ってしまっていたのです。
自分の中だけで抱えている課題ならばクリアしていけば良いだけですが、つい周囲からのコメントを気にしてしまうんです。
繰り返しになりますが
重版になっていなかったらオワコン
その話し方おかしい、講師としていかがなものか
…etc.
正直、こうした意見をもらった人たちとは距離を取るようになりました。
ジワる出来事で自己肯定感が上げられる
それでも。
ホンの些細なことでもジワる出来事で「あ、私ってなんかしら役に立っているんだ」って思えるようになって、それはメモっていたからこそできたこと。
書き始めると意外と色々あることに気付いて、じんわりの蓄積が、あらためて自己肯定感アップにもなるんだなぁと実感です。
私と同じように「自己肯定感ダダ下がり」なあなたへ。
この記事が参考になったら嬉しいです。