部署のメインプロジェクトにおいて、この8月から使用システムの変更があり、メンバーはここ数日テンヤワンヤ。
報告書作成ツールで値がエラーになる
メールの宛先にバグが出る
郵便番号が取り込めない地域がある
‥‥etc.
設計する際にひととおり検証はされたのでしょうが、実データを投入し稼働してゆくと、なにかと不具合が出るものです。
プロジェクトリーダーやサブリーダーは、クライアントさんやシステム開発者、社内のIT担当者などとの調整と、メンバーへのフィードバックに大忙し。
ひとつずつ原因究明して解決策を施してくれています。
ワタシは申し訳ないのですが、ただ見守るだけ。
すると。
サブリーダーがしょんぼりしながらワタシのところにやって来ました。
「より安定を保つのに、社内設定の一部を例外にしてもらう必要があるのですが、IT担当者から『例外は不可』と言われてしまい‥‥」
さてさて、ワタシの出番です。
「なんとかしてちょーだいっ!」ってなゴリ押しモードになってしまうと、なかなか上手くいかない。
ココは、客観的に淡々と述べます。
- なぜ例外が必要なのか?このプロジェクトの特殊状況
- もたらされるリスクは特に見当たらないと思われる
- なによりも、クライアントさんにネガティブなインパクトを及ぼしてはならぬ
一旦、IT部門にて預かりとはなりましたが、
とにかく。
効率化のためにシステム変更をしているのだから、最初は"産みの苦しみ"があるにせよ、ひとつひとつ乗り切ってゆけば、あとは安定稼働が待っている。
早くこのフェーズに移行ができて、みんなが笑顔になれるといいな。