昨今は固定電話があまり使われなくなっていますよね。
自宅はもちろんのこと、ワタシの勤務先でも同様。
三年ほど前にオフィスがフリーデスクになったことを機に、原則固定電話はナシ。
電話応対が必要な場合は、社用携帯か、PCに接続して使用するlync(Microsoft/Office365の通信ソフトウエア)のどちらかをメインとするようになりました。
とはいえ。
何かのときに備えて居室内に1~2台の固定電話は設置しています。
本日たまたま、代表電話番号への入電を固定電話で取る機会があり。
実に2年ぶりくらいの応対。
いつもはクライアントさんとのヤリトリもメールまたは携帯がメイン。
メールは考えながら作文するから瞬間でアウトプットしなくてもよいし、携帯だと少々カジュアルにお話ができやすい。
瞬間で対話しなければならない固定電話はホントに久しぶりで、お恥ずかしいことにシドロモドロになっちゃった(笑)
しかも咄嗟に取る羽目になったため、「電話応対の基礎」ともいうべき、手元にメモとペンも失念し…わちゃわちゃでした。
思い返すこと今からウン十年前。
新人の頃は何しろ電話が鳴るのが怖かったー。
「電話に出るのが新人の仕事」というのは、どこの会社でもお約束。
ドキドキしながら受電ボタンを押すと、一番に「お世話になっております」も出てこず、しかも、何を言っているのやらチンプンカンプン。保留の仕方もままならず、誤って切っちゃったりして(汗)
ま、そうこうしているうちに、慣れてきてスイスイ取れるようになるのが嬉しかったものです。
そんな、昭和な”電話ストーリー”、今はもう無くなりつつあり、
新人さんは最初っからメールか携帯電話。
ITのさらなる進化とか、AIの活用とか・・・時代は第四次情報革命へと突入しつつありますが、ソモソモ通信機器の大御所・固定電話というのも、そのうち”昔ばなし”になっちゃいそうで、ちょっと寂しいな。