こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
長年仕事を共にしてきた仲間が、相次いで退職することになりました。
他部署の所属ではありますが、これまで本当にお世話になってきた人たちです。しかも、3人が立て続けに。10年以上一緒にやってきたのに、なぜ今になって?と、残念でなりません。
この出来事を通じて、あらためて「人が辞めない職場」と「人が次々と辞めていく職場」の違いについて考えさせられました。
自戒を込めて、解説します。
優秀な人材が辞めていく職場で起きていること
人材の定着は、どの企業にとっても永遠のテーマです。
例えば、若手の離脱だったら、採用にコストをかけ、育成に時間をかけ、ようやく戦力になったと思ったら退職願が届く。
もしくは、今回のように10年選手が立て続けに辞めていく。
どちらも、ダメージが大きいものです。
では、こうした職場には何が起きているのでしょうか?
実は、人が定着する職場に必要なことは「たった一つのこと」なのです。これができていない故に、結局人は去っていってしまうとと言っても過言ではありません。

仲間たちの退職について
この仲間たち。皆、人事部門の業務を牽引してくれていました。
私が担当してきた営業部門において、採用から給与計算から労務管理まで、本当にたくさんサポートしてもらって、特に、最も長い期間従事していた事業部は色々と特殊な状況が多かったのですが、皆、イレギュラーにも嫌な顔ひとつせずに寄り添ってくれたのです。
まさに「縁の下の力持ち」
ところが、ある日、そのうちの1人が辞めるという話を聞きました。
えっ、なんで?
驚いていたら、時を同じくしてもう1人、またもう1人…結局3人が相次いで退職することになったのです。
あまりにも残念でなりませんが、ふと気づいたことがありました。
3人とも、同じ上司のもとにいる、ということに。
「上の機嫌ばかり見ている上司」のもとで何が起きるか

退職の理由は、まだ直接聞けていません。他部署のことですし、自分が口出しする立場にもないです。
なのですが。
その「上司」仕事ぶりを、折々垣間見ることがありました。正直に言うと、ネガティブな印象が多くて、
上の機嫌ばかり見ている、自分のアピールが多い、そして、どこかズレている…失礼ながらそんなふうに感じていました。
もちろん、これは私の主観です。邪推かもしれません。
でも、もしかしたら、この上司でなければ、仲間3人は辞めるという決断をしていなかったかも?と、どうしても思ってしまうのです。
なぜならば、私自身が管理職として21年やってきた中で、痛感していることがあるから。
上司が部下に日々寄り添っていたら、辞めるという決断に至らず済むことも多い。それを怠ってしまうと、こうした結果に遭遇してしまうのだということに。
人が定着する職場に必要な「たった一つのこと」
では、部下が辞めない職場をつくるために、何が必要なのでしょうか。
大規模な制度改革?給与アップ?福利厚生の充実?
…それらもひとつかもしれません。
なのですが。
私が最も大切だと考えているのは、もっとシンプルなこと。
【日々、部下に寄り添う】この、たった一つに尽きます。
寄り添うとは、何も特別なことをすることではありません。
例えば
- 目をしっかり合わせて挨拶をする
- 困っていそうなときに「何かあった?」と聞く
- 話を最後まで聴く
- 感謝や労いを伝える
こうした小さな積み重ねが、部下の「この職場にいたい」という気持ちを育てていくのです。
逆に言えば、上ばかり見て、部下のことを見ていない上司のもとでは、どんなに優秀な人材でも、いずれ離れていってしまう。
3人の仲間が相次いで辞めていくのを目の当たりにして、あらためてそう感じました。

最後にひとこと
他部署の仲間たちが辞めていくことに、私は何もできません。
ただ、この出来事を通じて、あらためて「自分はどうだろう?」と振り返る機会をもらいました。
日々、部下に寄り添うこと。
さほど大それたことではありません。でも、だからこそ、忙しさにかまけて疎かにしてしまいがち。
人の定着は永遠のテーマですが、少なくとも「寄り添う」という積み重ねをすることで、部下が離脱せずに済むことも多い。
自戒を込めて、あらためてこうしたことを大切にしていきたいです。



