ブログを書いているワタシ。少々悩みがありました。
本やセミナーで学んだことをお伝えしたい。でも、どこまで書いて良いのだろう。どこまで「ネタバレ」しちゃって良いのだろう。
インターネットという、全世界共有の資産をお借りしているのだから、キチンと使わせていただかねば。
そんなことばかりにとらわれてしまっていて、書く記事もちょっと「ふわっと」してしまっていました。
そうした折に、文章術のご専門家・山口拓朗さんの新刊『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』を読ませていただいて、とても心に刺さりました。
本書の刊行記念講演会が開催されると知り、文章を書くことについて、自分のなかの葛藤をクリアしたく、参加させていただきました。
文章術、7つのポイント
山口拓朗さんは「文章術」について、限られた一時間のセミナーのなかで、熱く的確に語ってくださり、とても感銘しました。
大切な7つのポイントを、分かり易く教えてくれます。
- 読む人の反応を設定して書く
- 一文一義(意)
- 固有名詞や数字などを用いて具体的に書く
- 同一情報はまとめて書く
- 細分化する
- 読者貢献(書くとは、読者とのコミュニケーション)
- 文章作成とは、自問自答の連続
めっちゃシンプルで明快なことばかり。
悩んでいたワタシ・・・だんだん心の靄が晴れてきました。
書くこととは、読み手本位
こうした点をふまえて、書くこととは。それはつまり、「読み手が知りたい(喜んでくれる、納得してくれる)内容であること。」
書き手目線じゃなくって読み手目線。読み手本位。
大切なのは、読者貢献なのだとあらためて気付かせていただきました。
決めました
読者貢献のためって書いたことが、ネタバレでも、ええやん。
それってちょっと・・・と誰かに指摘されたら、直せばええやん。
自分の感じたこと。伝えたいと思ったこと。それをヒタスラ書いていこう。
そう決めました。
したら。とってもキモチが楽になれました。
ワタシは、書く!
拓朗さんにサインしていただいたメッセージ。「あなたは書ける」
あらためて心に刻むことができました。
「ワタシは書く!」
素敵なご本を届けてくださった拓朗さん、「講演会の内容もなんでもブログに書いてオッケーですよー」とおっしゃってくださった、版元(日本実業出版社)編集者の荒尾さんに、心より感謝しております。
すべての「書いている人々」に。超絶おススメの一冊です。