こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
「理想の働き方って何だろう?」「このまま会社員でいいのかな?」そんな悩みを抱えていませんか。
巷では「会社員は可哀想」「社畜」「自由がない」なんて言葉も聞こえてきて、そうした働き方に不安を感じている方も多いかもしれません。
この記事では、新卒時から40年近く会社員を続けてきた私の実体験を通じて、本当の理想の働き方・ライフスタイルとは何かをお伝えします。
「理想の働き方」は人それぞれ
まずは結論から。
「理想の働き方」とは、人それぞれであり「こうあるべき」的にステレオタイプで語られることではない、ということです。
例えば。
私の会社員ライフは40年近くとなるのですが、なぜ会社員を選び続けているのか?と言いますと
【組織の一員として大きな目標を達成し、経済の発展に役に立つことに深いやりがいを感じている】
からです。
一人では到底成し遂げられないような大きなプロジェクトも、チームの力を結集することで実現できる。その瞬間の達成感と社会貢献の実感は、何物にも代えがたいものです。
「会社員=不幸」というステレオタイプの落とし穴
ところが、冒頭でも書きましたとおり、世間では「会社員なんて可哀想」「社畜」といった論調がよく聞かれます。
決められた時間に仕事をしなければならない、満員電車で通勤しなければならない、好きなこともできない…確かに、そんな一面もあるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。
その人1人ずつにとって、好きなこと、理想の働き方というのは千差万別です。ステレオタイプ的に「会社員=好きなことができない」と決めつけるのは、あまりにも短絡的ですし、本質を見失っていると言わざるを得ません。
会社員のやりがい➕個人としてのライフワークのやりがい
確かに、会社員には色々と拘束されることがあります。
でも、私はこの働き方が好きで、おかげさまで組織の上に立つこともできて、さまざまなやりがいも実感できています。
何よりも、毎月安定した収入を得られるというのも会社員の大きなメリットでもあります。
一方で、現在、シニア世代(この記事を書いている時点で63歳)ですが、会社仕事に加えて、それ以外のライフワークにも取り組んでいます。
具体的には、書籍や雑誌記事の執筆、女性活躍支援メンターなど。
なぜ、この取り組みに出会ったかというと、会社員にはいつか必ず終わりがくるから(定年または定年再雇用であっても)その後にまだまだ続く長い人生を見据えて個人としてのライフワークのやりがいも追求したかったからです。
理想の働き方 まとめ
前段落のまとめとして、私が伝えたいのは、以下の3つとなります。
1.理想の働き方は人それぞれ
「会社員だから好きなことができない」という一方的な決めつけは間違いです。むしろ、会社員が好きである、という私のような人間もいます。
2.組織での達成感は格別
会社仕事へのやりがいは、組織として大きな目標を達成できて、経済の発展に少しでも力になれるということにあります。
3.個人のライフワークとの両立
会社に行っている以外の時間を活用して、個人としてのライフワークを持つこと。それによって、別の角度からの社会貢献も果たせるのです。
自分らしい理想の働き方を見つける方法
こうして自分らしい働き方を見つけるための方法について。ポイントを2つにまとめます。
自分に出逢いにいくこと
理想の働き方、ライフスタイルというのは、人それぞれ。その人1人ずつのそのやり方はとても尊いものです。
そして、そうした自分に出逢いにいくことそのものが、理想の働き方、ライフスタイルであるとも言えるのではないでしょうか。
他人の物差しに惑わされない勇気
そして、大切なのは、他人の価値観や世間の常識に惑わされることなく、自身の心の声に耳を傾けること。
「これが好き」「これにやりがいを感じる」という気持ちを大切にしてください。
最後にひとこと
理想の働き方・ライフスタイルに正解はありません。
会社員であろうと、フリーランスであろうと、起業家であろうと、それぞれに素晴らしい価値があります。
あなたが心から「これが私らしい働き方だ」とまだ思えていない状況であれば、その道を見つけられることを、心から願っています。
そのためにも、まずは自分自身と向き合う、自分がどう生きていきたいのか?思考を巡らしてみてくださいね。