こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
女性管理職の後輩さんと話をする機会がありました。
現在はキャリアを積んでいる最中だけれど、その先には役職定年という制度があって、長期的にどんなビジョンを持てば良いのか?という点に悩んでおられたのです。
私がお勧めしたことは「スキルを身につけているという実感に徹する」「自分史を書く」
解説します。
スキルを身に付けている、という実感に徹する
まずは一つ目。
役職の期限が例え「◯◯歳まで」などと決められていたとしても、その間はとにかくスキルを身に付けている、に徹する。
言い換えると、そのスキルは会社においての自分ということではなく、自分自身のポータブルなもの、と捉えることで構いません。
後に役職が終わったときに、積み上げたスキルをどう活かすのか?
もしかしたら、社内ではその機会がない場合もあるかもしれないから、であれば、社外のコミュニティやSNSなどでの発信や、新たなフィールドで発揮していけば良いのです。
自分史を書く
二つ目は「自分史を書く」
会社仕事上のキャリアだけでなく、人生100年時代、会社員を卒業した後のやりがいもぜひ描いていくことも大切ですから、そのためにはまず、それまでの自分の棚卸しをしましょう。
自分の好きなことや得意にあらためて出会い直して、今後それをどう活かすかを思案するための材料になります。
文章が苦手…という方は、生成AIを活用するとよいです。
自身の自己紹介やこれまでやってきたこと、得意なことなどをざっくり書き出して「この内容を元に自分史を書きたいので文案を教えてください」などと指示文に入れてみて、そのあと何度かやり取りすれば出来上がっていきます。
また、「この自分史を元に今後どのように活動していけば良いかアドバイスをお願いします」などとさらに依頼すれば、色々とアイディアも出してもらえます。
こうしてAIをアドバイザーのように使える、便利な世の中になったものです。
私の経験を元に、異なる切り口からのアドバイス
今回の後輩さんは、社内外のいろんな先輩に相談されてきたとのことでした。
その中で、一般的な「今後のキャリアの積み方」や「シニアになってからの活躍法」といった意見が多かったとのことでしたので、私からはあえて切り口を変えて「自分ファーストで捉えた未来」というお伝えをさせてもらいました。
自分自身が今、会社員もやりながらSNSでの発信や著者、ブロガーといった活動を並行していることで、やりがいが広がっていることと、そもそもここに至ったのが、まさに「スキルの蓄積」「自分の好きや得意と出会い直す」をやってきたからです。
後輩さんからは「新たな気づきをもらえました。自分史とても面白そうです、ぜひやってみます」と返事をもらえて嬉しくなりました。
最後にひとこと
キャリアを積んできて、今後50代以降に差し掛かってどう次を目指していけばよいだろう?
同じような悩みをお持ちのあなたへ。
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