「言えば叶う」「予祝」といったアファメーション。
SNSでキラキラと成功体験を発信している人たちを見て、「私もやろう!」と始めたものの、なかなかうまくいかない…そんな経験はありませんか?
実は私も、アファメーションの「やらなければならない」という呪縛に苦しんでいた一人でした。
この記事では、アファメーションに疲れてしまった時に、本当の意味で願いを叶えるための考え方についてお伝えします。
アファメーションでも結果につながらない…
「書き出して貼る」「SNSで公言する」「毎日唱える」…
ネットなどで調べてみると、アファメーションの方法論がたくさん出てきます。私自身も色々と試してきました。書き出して目立つところに貼ってみたり、SNSで宣言してみたり。
でも、なかなか結果につながりません。
あるインフルエンサーさんが「私は公言しているから叶うのですよ」と言っているのを耳にして、確かに彼は大成功を収めているので有言実行で素晴らしいなぁと思うものの、「なんで私はできないんだろう」「自分だけが取り残されている」そんな自己否定感に苛まれてしまうのです。
そこで、あらためて思考の整理をしてみました。
- 「やらなければならない」という呪縛からの解放
- 本当にやりたいことを見つける方法
- 願いを叶えるための根本的な考え方の転換
さらに詳しくお伝えしていきます。
なぜアファメーションだけでは叶わないのか?
ハタと気づいたことがあります。
「アファメーションしていたら、全員が叶うのか?」
答えは、もちろん「NO」です。
アファメーションは確かに効果的な手法の一つですが、万能ではありません。
そして何より、アファメーションを義務だと思ってしまう、そうしなければ失敗すると考えてしまうのは本末転倒なのです。
手段が目的になってしまった瞬間、それは重荷でしかなくなります。
「言わなければならない」
「書かなければならない」
「公言しなければならない」
こんな「ねばならない」で始まった願いが、果たして心から叶えたいものでしょうか?
本当に願いを叶えるための解決策
私が悩んでいるときに、カウンセラーさんに教えてもらったことをシェアします。ポイントは2つあります。
自分が何をやりたいのか、どこに行きたいのかを自由に思い描くこと
義務感や「やらなければならない」という思いを一旦手放して、純粋に「こうなったらいいな」「これができたら楽しいな」と思えることを見つけること。
それは、誰かの成功事例をコピーしたものではなく、自分自身の心から湧き上がる願いです。
何かを成し遂げたいと思うのは、誰かの何かの役に立つこと
成し遂げたい、という思いは自分のためというよりも、他の誰かのため、と捉えるとよりピュアにそこに向かっていけます。
言い換えると、社会貢献につながること。
自己利益や満足ではなく、その願いが叶うことで誰かが喜んでくれる、誰かの役に立てる…そんな視点を持つことで、願いに本当の力が宿るのです。
実践的なアプローチ
具体的に、どのようにアプローチしていけばよいか、箇条書きで4つにまとめます。
アファメーションの呪縛から解放される
「やらなければならない」ではなく「やりたいからやる」に変える
自分の本当の願いを探る
誰に何と言われても関係なく、心から望むことは何か?それが叶ったら、誰がどんな風に喜んでくれるか?
など、人のどうのこうのと比べるのではなく、自分の本当の願いを確認しましょう。
小さな行動から始める
大きな宣言よりも、その願いに向かう小さな一歩を踏み出す。そのコツコツがやがて大きな成果へとつながっていくに違いありません。
焦らず、過程を楽しむ
結果を焦るのではなく、じっくり時間をかけたってよいのです。やはり、人と比べて自分の速度が遅いなどと憂える必要もなし。
そして、その願いに向かって歩んでいる今この瞬間を大切にするようにしましょう。
まとめ:真にやりたいことに向かって進もう
アファメーションは確かに言葉の力、言霊の力を活用した素晴らしい手法です。
でも、それが義務になってしまったり、他人と比較して自分を責めるツールになってしまったら、本来の意味を失ってしまいます。
大切なのは、自分が何をやりたいのか、どこに行きたいのかを自由に思い描き、それが誰かの役に立つことなのかを考えること。そして、真にやりたいことに向かって進めばよいのだと、改めて思えるようになりました。
あなたの願いは、きっと誰かの笑顔につながっているはず。
「言わなければならない」ではなく、「叶えたい」と心から思える願いを大切に育んでいきましょう。