悩めるワーママへの応援歌:親がイキイキと人生を楽しんでいれば、子供へのギフトになる

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

社外の女性管理職の方とお話しする機会がありました。

思春期の子供さんとのコミュニケーションが上手くいかず、自分も仕事に行っている時間がどうしても長いのでなかなか子供へのケアもできずに、どうしたらいいでしょうか?

そんな悩みを打ち明けてくれて、かつての私もおんなじような悩みを抱えていたことを懐かしく思い出すと共に、自分がやってみて良かったことをお伝えしました。

すると

「とても参考になりました。」と返してもらって嬉しい。

では、どんなことを彼女にお伝えしたのか?という点を踏まえて、”悩めるワーママの応援歌”として、この記事を書きます。

親がイキイキと人生を楽しむこと

”やってみて良かったこと”とは、ズバリ、親がイキイキと人生を楽しむこと。

へ?それって何?って思われますよね。

実は、この点には二つの伏線があって、一つめは息子が保育園生だった時のこと。

当時、息子が通っていた保育園は朝7時から始まって延長保育は最長で22時まで、という手厚い環境でした。

残業がかなり多めだった当時の私にとっては本当にありがたかったです。

朝早くから夜遅くまで息子を預かってもらっていること、そして、週に何度かお迎えの最終組(22時直前)だったこと、どこかに負い目を感じていたかもしれません。

そんな私の逡巡を察するかの如く、園長先生が声を掛けてくれたのです。

「お母さん。自分が働いていることで、子供に申し訳ないとか思っちゃいけませんよ。もしそうした態度を示してしまったら、子供も『自分のせいでお母さんが困っている』と遠慮してしまうのです。
それよりも、お母さんは堂々と仕事に行ってください。お母さんが頑張って楽しそうにしている姿を見るのが、子供にはとても嬉しいことなんです。」

このメッセージに、とても心刺さって、それ以降は仕事を楽しんでいる姿を息子にも堂々と見てもらうようにしよう、と考えをあらためました。

20年後に同じメッセージをもらう

二つ目は、それから20年近く経った時のこと。

当時、息子は大学生活最終コーナーで就職先の内定ももらっていて、あとは卒業するのみ。という状況だったのですが、突然メンタルを崩してしまったのです。
以来1年程、家から一歩も出ずにずっと引きこもっていって、親の私もどうしていいやら全く分かりません。

藁にもすがる思いで、とあるカウンセラーさんに相談しにいったら、

「お母さん。お母さんは自分の人生をイキイキと楽しく過ごしていけばいいのです。そのことが、子供にとって何よりも”ギフト”になるのです」

とのアドバイスをもらって、心配とストレス三昧だった当時の私のメンタリティがフワッと軽くなったのです。

いみじくも。

一つ目のこと、二つ目のこと、それぞれ状況やお相手も異なりますが、ほぼ同じことを教えてもらった…と言っても過言ではありません。

親が自分の人生をワクワクと めいっぱい過ごす

そうやっていくうちに、いつの間にか二つ目の子供のメンタリティも回復して、今は仕事に家庭に(3年前に結婚しました)充実した日々を送っています。

そして、私自身も相変わらず好きなことをやって色々なチャレンジもして
おそらくこうした経験があったからこそ、なのですよね。

子育てで悩んだ時に、自分の好きなことややりがいや、それを蔑ろにして子供に寄り添うことを優先していたら、もしかしたら今の自分はなかったかもしれません。

余談ですが、子供が結婚式の時に手紙をくれて「お父さん、お母さんのことを尊敬しています」と書いてくれたことに目頭が熱くなる思いでした。

これで、良かったんだ。

あらためて実感できたものです。

最後にひとこと

仕事と子育て。

大変なこともたくさんでしたが、アドバイスをくれた園長先生、カウンセラーさん、そして息子にも感謝です。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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